◯事の起こりは
2018年9月2日にその事件は起きた。
「帰ってきたセンチメンタルグラフティ20」第8回放送内にて紹介された
多部田俊雄氏の応援コメントの続きの内容に
生放送(34:00頃)を見ていたファン一同が一斉に驚く。
※多部田俊雄氏:センチメンタルグラフティプロデューサー
「センチメンタルグラフティの主人公は死んでいません。
皆さんの心の中で生きています、などという概念的な話ではなく
2の設定上でも死んでいません。
実は2のオープニングムービーの中にもその伏線を散りばめて置いたのですが、当時の諸事情で、これをしっかりとお伝え出来ないまま
十数年が過ぎてしまいました。
その事をきちんとお伝えしたかった。」
当日は動揺のさなか放送が続けられ、現在に至るまでその後の情報は無い。
◯放送終了後に
センチメンタルグラフティ非公式コミュニティSlack内では
放送終了後にファン同士で意見の交換がされる。
改めて今から18年前に発売されたセンチ2のOP動画を見てみよう。
今見返してもなかなかに衝撃的なシーンから始まる。
当時のゲーム雑誌には「前作の主人公の死から始まる」と書かれていたとおり
弔問者に混じってヒロインが登場する場面からスタートするのだが・・・
当時はこの時点でミスリードに嵌っていたのだろうか。
◯何を勘違いしていたのだろうか
センチメンタルグラフティ1終了から2開始の間に1年間の空白がある。
事故はその間にあったと思われる。主人公の年齢は18~19歳。
波乱の人生(小学校4年から計算すると5年間に11回転校)しているものの、
主人公自身はごく一般的な人だと予想される。
そのごく一般的な人が事故によりこの世を去ったとして
OPにあるような葬儀が行われるのだろうか。
またこれは当時から言われていた事で、ヒロイン以外の参列者の年齢層が高い。
主人公自身が実はとても大きな企業の御曹司だった、
というのであれば話は別だが、それならそもそも転校はなかったのではないか?
なお事故のシーンをよく見てみると、日本では見慣れない道路標識がある。
風景もどことなく日本以外の場所にも見える。
◯手紙
ヒロインたちに送られた手紙に注目すると意外なことがわかってくる。
初めて出てくるシーンには妙子に宛てられた物。
押印された消印から十中八九日本国内から出されたものだろう。
次に明日香に届いた手紙をよく見るとエアメールであることがわかる。
文面がわかるのは妙子・優・若菜に届いた手紙のみ
文章を解読すると
「前略
お元気ですか?
僕は今、また長い旅の途中です。
一人◯◯◯◯◯◯いると
君とのいままでの事が思い出されます。
帰ったら、もう一度逢いに行きます。
おみやげを楽しみに待っていて下さい。
それではまた、君の街で。
草々」
文面4行目だけがどうしても解読できないが
前後の文章から繋がるように補完すると
「一人で旅を続けていると」あたりが妥当ではなかろうか。
以上から手紙をヒントに考察すると
センチ1以降も主人公は旅を続けており、
日本国内だけでなく海外にも渡っていると考えられる。
◯では結局誰の葬儀なのか
前述でも疑問視しているが、主人公一人だけの葬儀にしては
霊柩車は当時のことを考えると普通ではあるが、
供花、式場、受付と見るに少々大掛かりではなかろうか。
※現在はこのタイプの霊柩車を新規で作ることが難しい。
ヒロインたちが参列をしていることから主人公に関係しているのは確か。
そこで事故現場のシーンを改めて見ると、結構な規模の事故であることがわかる。
巻き込まれた人が多くいることがだろう。
その合同葬儀だとすれば・・・?
と言ったところで【後編/考察編】に続く
【後編/考察編】はこちら
【総集編/解明編】はこちら
現在は温泉の街で働く傍ら、色んな雑学を活かし記事やコメントを書く人。
興味がある事はとことん自分から調べるor読んで覚えるが基本スタンスのため、役に立つかどうかわからない雑学だけが増えていく。
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