継承で未来が作れる可能性を教えてくれた人【保坂美由紀生誕祭に寄せて】

本日、2月16日はセンチメンタルグラフティのヒロインのひとり、保坂美由紀の生誕祭です!
誕生日おめでとうございます。

今日は「一枚の風景」「冬の向こうへ」のヘビーローテーション必至でしたね。

保坂美由紀(以下美由紀)はは1の主人公が中学2年の前半に石川県金沢市で出会う、呉服屋の娘です。
着物と絵画の間に立って自分の進路を見つめるという主題を通じてストーリーが展開されました。

そしてなんと言っても12人のヒロインの中で、唯一のメガネっ娘という点が外せません。

僕と美由紀とメガネ

ゲームの発売当時、1998年くらいのメガネは、あまり細いタイプのメガネってなかった気がします。
当時中学生だった僕もメガネをかけていましたが、最初に買ったときはフレームが太くレンズもガラスのものを着用しており、だんだんとセルフレームのプラスチックレンズでのメガネに変えてはいったんですが、わりとレンズの大きいものをつけていて、あまりに合わなかったので積極的にかけなかったように思います。たぶん僕が種類を知らなかっただけなんでしょうけど。

なので、センチメンタルグラフティと出会って、唯一のメガネっ娘であり、「地味な自分が」という、方向性は違えどもコンプレックスをかかえる美由紀に共感を覚えたのを記憶しています。

継承と未来

美由紀のコンプレックスは「着物を着ている自分」「呉服屋という家業」ですが、美由紀が長年悩んでいるとおり、わりと深刻な問題です。
僕は自分なりに「コンプレックスはネタにされる前にネタにしろ」の精神でなんとか乗り切ったのですが、家業が絡んでくるとなると話は別なのかなと。

何かを継承するのにはルールを強いられることやしがらみがあるケースが多いですが、ちゃんとルールを守れば自由に変革できる利点もあります。

僕らも先人から継承しているものを元に今を生きて、未来に向かっています。

センチメンタルグラフティが20年経ってまた話題になったのも、20年前に僕を含め皆が盛り上がって、それを忘れずにいることで、その熱が今に継承されたのかな、と思っています。(無理やりこじつけたような感じですが)

反物の絵付けが絵画と類似しているのに気づいて道を見据えたように、僕らも僕らのやっていることを、そして僕らを形成してきたひとつであるセンチメンタルグラフティを、継承して、新たな未来を築いていきたいものです。


少し湿っぽい感じになりましたが、保坂美由紀の記事らしいとえば、らしいかもしれません。

ともあれ、生誕を祝って書かせていただきました。

今後も聖地巡礼もそうですが、このサイトもちゃんと作って、少数ですが皆さんに還元できるように頑張っていこうと思います。

保坂美由紀に心からのありがとうを。


次回は金沢の聖地巡礼記をお送りします。

ありがとうございました。

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“継承で未来が作れる可能性を教えてくれた人【保坂美由紀生誕祭に寄せて】” への1件の返信

  1. 今日誕生日だったんですね!
    思い出させてくれてありがとうございます。とても懐かしい気持ちになりました。

    記事にある通り、つい「一枚の風景」を聞いてみたら美由紀って歌唱力高いですね(笑)

    聞いていた当時は分からなかったですが、20年経った今初めて気付かされました。

    ステキな記事を書いて頂きありがとうございます!m(_ _)m

    癒やされました♪

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