都会で見た奇跡。大阪の聖地でふたご座流星群を撮影してきたレポート

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティ アドベントカレンダー2018」の第16日目の記事です。

七瀬優と言えば「ペルセウス座流星群」ですが、七瀬優の誕生月である12月は、ふたご座流星群の見える時期です。

ですので、先日(12月13日)にふたご座流星群の撮影にトライしてきました。

12月に見える、ふたご座流星群

ふたご座流星群は毎年12月14日頃を中心に活動する流星群です。
特徴のひとつは、毎年ほぼ確実に、たくさんの流星が出現することです。流星数が多いことから、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」と呼ばれています。夜空の暗い場所で活動が極大の頃に観察すれば、最も多いときで1時間あたり40個以上の流星を見ることができます。

ふたご座流星群2018 | 国立天文台(NAOJ)

七瀬優クラスタのみなさんは、もちろん知ってますし、見に行ったこともあるかもしれません。
しかしながら世の中にいるのはアクティブなセンチメンタリストだけではありません

通常ならば明かりの少なく木々もじゃまにならない山に登ったりしてみる流星群を、都会でも見てみようじゃありませんか。

そして、どうやら2018年のふたご座流星群は12月12日から15日にかけて見れるということでした。

大阪での聖地で星を見る

大阪は結構夜も明るい街ですが、それでも極力移動の労力を割かずに星を見たい!
…ということで、大阪府内で移動しやすい場所を調べていると、あることに気が付きました。

聖地があるぞ…!

そう、星が見えると言われる場所に、センチメンタルグラフティの大阪聖地、長居公園がリストアップされていたのです。

長居公園は、ゲーム内で森井夏穂とテニスをするデートイベントで立ち絵の背景になっている場所です。

このテニスコートが長居公園内にある。

大阪府内であれど他にも星のきれいに見えそうな場所はあったのですが、センチメンタリストとして聖地で星をみるなんて贅沢すぎます。

そう思い立って意気揚々と準備を始めたのが11月中旬。
撮影予定日まであっという間に過ぎていく時間。

ちなみに、長居公園がどのへんに位置するのかというのは、下記地図をご参照ください。

カメラおさんぽ部

筆者が所属している、センチメンタルグラフティとは別のコミュニティの仲間うちで「カメラおさんぽ部」というものがあります。

カメラおさんぽ部は、カメラ初心者がお散歩しながら使い方を学ぶ感じで、いろいろ撮影していこうという部活なのですが、どうもガチ勢がいるようで…

そんな部活の一環として「聖地で星空撮影する」のを伏せた状態で「長居公園でふたご座流星群を撮影してみよう」のイベントを立てて12月13日の20時から強行させていただきました。

撮影当日、参加したのは筆者を含め5人。
そのうちガチ勢は筆者を含め3人でした。
おかしいな…おさんぽ部とは。

撮影開始前、不穏な空気

長居公園は24時間開園していますが、けっこう明るい場所が多いです。
なので2回ほどロケハンした末、今回は郷土の森を抜けた広場で撮影することにしました。

長居公園のマップの一部。
今回の撮影場所が一番マシなポイントだった。

撮影場所を選び、カメラおさんぽ部の皆に連絡しようとした18時頃、まさかの雨が!
テンションだだ下がりでしたが、天気図の雲の動きを調べると、21時には晴れるっぽいので、じっと待つことに。

センチメンタリストには忍耐が必要だ。

いざ、撮影開始。そして…

20時をまわり雨自体は止んで、ひと安心。
メンバーも揃ったところで撮影ポイントに移動して準備をはじめました。

撮影を開始した20時30分ごろはまだ雨上がりの余韻か、雲が厚かったのですが、この日の風は少し強かったようで雲が流れていくのが早かったです。

風が強いということは死ぬほど寒いってことなんですが、冬の夜に撮影しようという時点でお察しです。

カメラおさんぽ部のメンバーが撮影準備をしているところ。

21時をまわり、段々と雲が切れてきて、星が肉眼で見えるくらいになって、カメラの設定をいじりつつ本格的に撮影をします。

まったり待ちながら23時くらいまでは粘ってた気がしますが、なかなか流星は現れません。
調べたところ、ふたご座流星群は全方向で見れるとのことだったのに…やはり1時間に40本程度では見ることはかなわないのか…

半ば諦めかけて、休憩がてらトイレに行って帰ってくると、なんと仲間のひとりが偶然流星の撮影に成功していました

これはワンチャンあるかも…と思い、さらに筆者も粘ることに。
なんとしても自分で撮影したい!

流星、捉えたり!

ほぼ15秒に一回のペースで撮影すること30分…ついにその時は訪れました。

おわかりいただけただろうか。
該当箇所を拡大してみてみよう。

レンズの傷ではない。正真正銘の流れ星だ。
欲を言えばもう少しシャッタースピードを遅くして流れてる感出したかったですけど、そこまで贅沢も言ってられないのです。

ついにその姿を捉えることができました!
優、見てるかい、僕、やったよ…!

そのときの興奮度合いは、まさに せつなさ炸裂!! 状態でしたね。


ようやく無事に、ふたご座流星群…群とは言えないですが、流れ星を撮影することに成功しました。

目的を果たした筆者はそのあと、帰路についたのは日付をまたいでおり、流星の泥のように眠ったのでした。

おしまい。

…あっ、願い事するの忘れてた。

七瀬優クラスタのための、星空撮影の準備いろいろ【12月編】

ここから先は撮影したときの忘備録です。
撮影したもの自体にはそこまで関係ないので、このまま読み飛ばしてもらっても構いません。

星空の撮影をするとのであれば、もちろん機材の準備をせねばなりません。
加えて夜空の撮影をするというのですから、夜間撮影の準備も必須です。

星空撮影機材編

星空の撮影に必要と言われるのは以下とされています(というかそう思ってたし、たぶんそう)。

そこで筆者が揃えたのは以下でした。

カメラボディ : Sony α7RⅢ(ILCE-7RM3)

4ヶ月前に購入したこのカメラ。
「Sonyのミラーレスは化け物か…」と言わんばかりのスペック。

本当はα7Ⅲのほうを購入予定だったのですが、人気機種過ぎてそのとき7週間待ちだと言われてしまい、そのときすぐ購入できるα7RⅢにするか、迷いに迷いました。

結果、ポートレートや風景撮影で利用することもあるため、レリーズ耐久回数が多く、手ブレ補正が0.5段多いのと画素数大きくても別にいいかなということでα7RⅢを購入することに。

画素数が多いので撮影した際のRAWデータの容量が大きく、すぐSDカードが圧迫されてしまうことを除けば概ね満足してます。
SDは買い足せばいいし、以前SDカードが壊れて撮影できなくて困った経験もあるので、予備は大事。

レンズ : SAMYANG 14mm F2.8 ED AS IF UMC(Eマウント用)

14mmという超広角レンズながら4万円を切る価格。
評判も悪くない。

オートフォーカスが効く「SAMYANG AF 14mm F2.8」というひとつ新しいモデルもあるのですが、三脚使ってレリーズ撮影する予定のレンズにオートフォーカスは無用。

他の選択肢としては、Sony純正の「SEL24F14GM」や、SIGMAの「Art 20mm F1.4 DG HSM」等があるのですが、価格のことを考え今回はコスパのいいSAMYANGのレンズを選択。

F4通しの標準ズーム(SEL2470Z)とF4通しの望遠(SEL70200G)は持ってるんですけど、広角は持ってなかったので、小三元もしかしたら今後余裕があったらSIGMAのは買い足すかも…。

三脚 : Velbon UT-43

いちばんコンパクトになる三脚。
収納時30cm以下になるとか脅威ですよ。

聖地巡礼の際に三脚を持ち運ぶのですが、それ以外の荷物(カメラ本体、レンズ、着替え、他ガジェット)を積もうと思ったら、かばんの外に三脚つけるのがちょっとだけ移動の邪魔になってて、福岡の巡礼に行く前に急遽購入。
でもよくよく考えたら、移動がロードバイクだったので、そんなに気にしなくても良かったかもしれない。

コンパクトな点、アルミのくせに軽い点は評価できるところで、耐重量も2kgなのでギリギリ及第点。
唯一不満があるとすれば、雲台がアルカスイス互換じゃないところ。

また沼にハマりそうです。

レリーズ(というかリモコン) : Sony RMT-DSLR2

せっかくカメラを三脚に固定してもシャッター切るときに手ブレするとか本末転倒なので、風景や星空撮影にレリーズやリモコンは必須です。

レリーズ買おうかなって思ってたんですけど、「そういえばほしいものリストから誕生日プレゼントでもらったリモコンあったわ」と思い出した純正リモコン。

ただこのリモコン、実はリモートの当たり判定が甘くてカメラ正面かカメラ本体右側(シャッター側)じゃないとシャッター切れなかったりします。
そしてカメラの機能の操作はできるけどインターバル撮影とか全然設定できないので、遠隔で単純に操作する用の代物でした。
カンファレンス撮影の時の集合写真では役立ったんですけどねえ…まあないよりマシということで。

その後、インターバル撮影ができるレリーズを買い足しました。

夜間撮影グッズ編

ふたご座流星群が見れる時間帯は20時以降…ということで、撮影場所はほぼ真っ暗です。
冬の夜に防寒対策は当然として、撮影の準備や撮影時の操作、長時間撮影の待機時間もあるので、そのための準備は念入りにしておくことが必要です。

  • ランタン
  • 椅子

最低でも上記はあると撮影が捗ると思います。

ランタン : GENTOS EX-V777D

280ルーメンってちょっと明るすぎかなと思ったんですけど、準備と片づけには非常に役立ちました。
明るすぎるので、赤色の光になるように加工したほうがいいかもしれないです。

色は関係ないのですが、一緒に撮影した人がSnow Peakの「たねほおずき」を持っていまして、コンパクトでなかなか良さげだなと思い、次はこれの導入を検討しています。

コンパクトチェア : MUSON ウルトラライトチェア

流星群が見れるとはいえ、いつ降ってくるかわからないので、長期戦を覚悟しなければなりません。
加えて星空の場合、広い場所で撮影することが多いので、撮影時に立ちっぱなしということもザラです。
…ということで、腰をおろせるようにしたいですよね。

今回は軽さと価格を加味してこちらを選びました。
価格のことさえ考えなければHelinoxのチェアゼロがベストプラクティスだと思っているので、次回までにはこちら用意しようかなと思っています。

他に用意してたもの

大人数で長期戦で撮影に望むとなると、まあいろんなものを持ち込みます。
食料品もそうですし、かばんやその他機材を置いたりするということで、テーブルやビニールシート等を広げていました。

筆者が持っていったのはキャンプ用で使うテーブル。

ビニールシートのことをすっかり忘れていたのですが、一緒に撮影する人が持ってきてくれていました。
持つべきものは仲間ですね。

実際にいろいろ広げたところ、もはやキャンプみたいになってました。

番外(キャンプ)編

公共施設の場合は火気がダメってところが多いのですが、満天の星空を撮ったり、山から絶景を撮影したりという場合は、キャンプ用グッズが必須なのではないかと。

筆者が持っているグッズで、これはあったほうがいいと思うもの、ここで紹介しておきます。

寝袋とかテントとかは紹介しません。
いいやつ買ってください。

ジェットボイル

クッカーもついた携帯用バーナー。
自動で点火するタイプもあるけど信用してないので、自分で火をつけるタイプ。

このクッカーでお湯も沸かすも良し、調理するも良し。
筆者は調理は別の方法をとっていますが、それは後述します。

なんと行っても2分30秒程度でお湯が湧くのが素晴らしい。
そしてクッカーにすべて収納できるのでコレ一個でソロキャンの幅が広がります。

Snow Peak チタン シェラカップ E-104

コーヒーを注ぐ場合や調理には、こちらを利用。
チタンなので直火にかけることが出来ます。

コーヒーだとマグじゃないの?って言う声が聞こえますが筆者はこちらを推奨。
マグはスタッキングしても意外とかさばるというのと、シェラカップはひとつ二役を兼ねている点で評価しています。

コーヒーだとドリップするのに制限がかかるので、こちらのちょっと広げれるモンカフェのドリップコーヒーがおすすめ。

缶詰を開けて温めるとかもできる。
超万能。


とまあ、こんな感じで七瀬優クラスタのための準備いろいろでした。
星空撮影の参考にでもしてください。

ふたご座流星群の撮影チャレンジを終えて

本来なら夏(8月)にペルセウス座流星群を撮影するのがセンチメンタリストとしての使命なのですが、そのころはまだカメラもレンズも揃っていませんでした。

センチメンタルグラフティ20周年である2018年に撮りたかったので、機材の調達間に合ってよかったです。

次は2019年の夏、比治山公園かどこか星のよく見える山でペルセウス座流星群の撮影にチャレンジしようと思います。

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