本来の意味合いで言うところのアドベントカレンダーは24日間を数えるもので、本当なら先日の記事で最後。
…なのですが、Web界隈で企画される場合は25日までやることも多く(それ以上のことも!)、今回はその風習に則ろうかと思います。
それと、直近でお伝えしたいこともありましたので、筆を取らせていただきました。
僕たちからの贈り物
メリークリスマス!
サンタから君たちに素敵なプレゼント(有償)のお知らせだよ!
冬コミ、参戦です。
…とは言っても、このサイトならびに非公式コミュニティとしての出展ではありません。
筆者が運営しているセンチメンタルグラフティ非公式コミュニティSlack内で、2018年の冬コミに当選されたサークルがありました。
今回はそれにコミュニティ有志として乗っかったので、そちらの冊子の宣伝というわけです。
C95 3日目 東ヒ46b – 星鳥亭「せつなさの情景」
はい、今回はこちらのサークル様に交渉しまして、合同誌という形で発行させていただけることになりました。
承諾していただいたステッラさん、ありがとうございます!
また声掛けに賛同してくださり、実際に原稿を書いていただいた、Yokoさん、PINさん、にしきおさん、桂つかささん、キツキツドーナツさん、匡神霧耶さんもありがとうございます。
そして原稿での参加ではないですが、内部で協力していただいたSlackのメンバーの皆様ありがとうございます!
いつ、どこで、いくらで頒布?
先に挙げた画像で説明していますが…
頒布冊子名: せつなさの情景
サークル名: 星鳥亭
頒布日: コミックマーケット95 3日目(2018年12月31日)
頒布場所: 東館 ヒ46b
頒布価格: 1,000円
立ち寄った際には、ぜひ手にとっていただければと思います。
近辺には他のセンチ系サークルが5つあるようですので、そちらも合わせてどうぞ。
で、どんな冊子なの?
というのは、先に挙げた画像で説明しているのですが、簡単にまとめるとこんな感じのことが掲載されています。
- 聖地巡礼写真とそれに対する感想や解説イラスト
- イラスト・4コマ
- SS(サイドストーリー/ショートストーリー)
いわゆるごった煮というやつですね。
本文全72Pの冊子で、半分はステッラさんの巡礼記、もう半分はゲスト原稿となります。
筆者は何をしたの?
筆者はゲスト寄稿の聖地巡礼写真に対するテキストの一部、全体の構成・校正・編集・レイアウトを担当しました(その節は大変ご迷惑をおかけしました)。
各参加者の担当についての詳細は冊子の奥付前のページに掲載しています。
残念ながら当日筆者はコミケ自体に顔を出すことができないのですが、みなさんが立ち寄ってくださり、筆者たちの汗と血と涙の結晶である合同誌を手にとってくれるのを心待ちにしております。
作品を作り出すということ
※ここから先は蛇足です。
貯金をくずす
ものを生み出す、ということは「魂を削る」作業だと思っています。
それは、寿命が縮むほど神経を削る、というものではなく、貯金を崩すという意味合いに近いものだと思います。
(締切系は精神病むので寿命と言っても差し支えないのかもしれない…。その修羅場感もクセになってしまうのだが)
よほどの天才でもなければ、前世や異世界の記憶を持っていない我々の、誰もがこれまで生きてきたきた中で、環境や触れてきた文化、学習してきたもの等、さまざまな経験を積んで今に至っています。
それを少しおすそ分けする形で作っていくものが「作品」であり「ものづくり」であると考えます。
0から1を生み出すのは難しいですが、もともとある100のものから1を絞り出して、2にするのは、努力でなんとかなる。
自分が何かを表現するにあたって、分け与えれるものが何なのか、それは何に通じているのか…。
1の主人公が美由紀に反物が着物になるのを絵画にたとえて見れるようになったのも、自分の好みと、呉服屋という環境があってこそです。
そんなふうに自分の背景と見てきたものを見つめ直すことで、センスを磨くことができます。
筆者たちがこれまで触れたもの、今回はそれがセンチメンタルグラフティだったわけですが、その感じたものをより人に見てもらえる形で表現したものが今回の冊子です。
実際に冊子を作るにあたって苦労した点や工夫した点は、別の記事にしようと思います。
センスは、作れる
貯金を崩すのがものづくりであるならば、先に貯金しておかなければなりません。
それがセンスにつながるというのであれば、センスは作ることができます。
そんな話を9月にWebデザインに関する勉強会の登壇で30分ほどお話したことがあります。
その時のスライドを貼っておきますので、よければ見てください。
もし登壇依頼等あるようでしたらブラッシュアップ版でさせていただきますので、筆者までご連絡ください。
そんなことは関係なく、合同誌自体は気合入ってるので、見にきてね!
さいごに
One more thing? …No more thing.
本当ならこの記事で、もうひとつプレゼントを用意する予定だったのですが、そちらは色んな事情があって間に合いませんでした。
察してください。
ですので、新年の挨拶に替えて、いわゆる中身の見える福袋的にプレゼント用意しますので、来年も懲りずにサイトにお越しください。
完走と謝辞
さて、25日にわたる、センチメンタルグラフティ アドベントカレンダー2018、いかがでしたでしょうか?
今回、非公式コミュニティSlackにて執筆者を募集したところ、なんと筆者を除く11人もの人に協力していただき、完走することができました。
この場を借りて熱く御礼申し上げます。
あれ、総計12人…
( ゚д゚)ハッ!
センチメンタルグラフティみたいですね!
と、体よくセンチメンタルグラフティにかけたところで、筆を置きたいと思います。
2018年、冬コミでも、切なさ炸裂!
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