森井夏穂のセリフ450行を分析して彼女を知りたい

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第20日目の記事です。

センチメンタルグラフティ アドベントカレンダー20日目を担当します、かわせです。よろしくお願いします。

沢渡ほのかの住む北海道在住です。
私の職業がビッグデータを格納する基盤を設計したりデータ分析するのが主なので、今回は森井夏穂のセリフをDeepLearningで分析した結果から彼女を見ていきたいと思います。

私と森井夏穂

なぜ夏穂のセリフ分析をするのかという話ですが、20年前中学生だったころから推しです。

さすがにもう大人になって妻子もいるので、当時の自分みたいな気持ちにならないかなと思っていました。
最近シシララTVやこの分析のためにセリフをメモする際に彼女ともう一度向き合って、自分の気持ちが中学生のときから何も変わっていなかったです。

このセリフが森井夏穂役の満仲由紀子さんの声も相まって、抱きしめてあげたい感がすごいですよね。
可愛すぎだろ……

そんな可愛すぎな森井夏穂を彼女のセリフから見ていければと思います。

分析にあたって

今回はゲーム『センチメンタルグラフティ』のみの分析です。2やドラマCDなどのセリフは対象外としています。
手元に森井夏穂の全セリフを持っていなかったので、色々なところから書き起こしました。
根幹となるイベントと、通常デートで約450のセリフを対象としています。

今回の分析はSkip-Gramモデルを使った分析となります。
細かい説明については以下サイトを見ていただければと思います。

超ざっくり言うとこの分析をすると「森井夏穂」という言葉と同じ意味を持つ言葉を探し出すことができます。
また「森井夏穂」=「走る」+ ??? のように「走る」という言葉と何を組み合わせると「森井夏穂」になるのかということを探し出すことができます。

まずこのモデルでの分析を実施する前に形態素解析をおこなって、分かち書きを作るところから始めます。
形態素解析は「すもももももももものうち」を「すもも」「も」「もも」「も」「もも」「の」「うち」と品詞別に分解することです。
分かち書きは「すもももももももものうち」を「すもも も もも も もも の うち」と区切り別にスペースを空けていくことになります。

センチメンタルグラフティは遠距離恋愛

夏穂のセリフを今回、名詞と動詞と形容詞だけ抽出しています。
まだ、その単語ひとつでは意味をなさないワード(ストップワード。例:「する」「いる」)やゴミのワードを除去しています。
私が今回抜いてきた範囲だけだと約600語使われているみたいですね。

その600語の頻出単語トップ10は以下です。

「私」と「あなた」についてはこのゲームのジャンルがジャンルだけにそりゃそうだよなって思います。
3位の「来る」も主人公がヒロインたちの街に行く物語なので、彼女たちにとっては「来る」になるのは納得です。

「今度」や「嬉しい」ってワードもこのゲーム特有な感じを受けます。なんとなく夏穂固有のワードではないように思えます。
彼女たちの街に来てくれるから「嬉しい」。「今度」会ったときに何をするか、どこに行くか。
遠距離恋愛的なニュアンスを強く感じますね。

「走る」あたりは夏穂っぽいですかね。陸上部なので。

森井夏穂はなぜ「走る」のか

Skip-Gramモデルを使った分析で夏穂の「走る」という言葉の真意を見てみたいと思います。

このあたりから夏穂のストーリーがだいぶネタバレするので、気になる人はここからはスルーしてください。
(さすがに20年経ってるゲームに対してネタバレを気にする人はいないように思えますが)

上で書いたようにSkip-Gramモデルで、夏穂のセリフから「走る」という言葉と似た単語を探し出しています。
つまり「走る ≒ ???」となり、彼女の走る理由が見えてくるようになります。
以下が結果です。

類似度が1に近いほど「走る」に近い言葉になります。

これを見ると「渡す」や「心」「気持ち」「バトン」など、夏穂ストーリーの根幹にかかわるワードが分かります。
ここから見ても夏穂が走る意味は、あの小学5年生のときのリレーにあったのだと思っていいと思います。

「好き」というワードだと

やっぱりギャルゲーだもの、この要素も調べないとだめだろってことで以下のような結果になりました。

「あなた」が入っているところでもう大満足しましたw
そのほかにも「食べる」や「走る」があって夏穂の感じがすごく出てますね。
「自分」や「私」が出ているのは自分に自信があるってことなんでしょうかね?

森井夏穂はあなたを失うとどうなるのか

最後に同分析で夏穂が主人公を失ったとき、「走る」ということに対してどう思うのかを調べてみたいと思います。
「「走る」-「あなた」≒ ???」ということですね。
『センチメンタルグラフティ2』にかかわる要素でもありますね。
以下結果です。

除去しきれなかったゴミが多少残っていますが、「無理」や「心配」などネガティブワードが出てますね。
それだけ夏穂にとっては主人公が走るための原動力になっていたのだと思います。

さいごに

というわけで森井夏穂のセリフを分析してみました。
彼女が主人公のことを強く思っていることが感じられるいい分析でした。

もう少しinput量を増やしたり、12人全員を対象にしてゲーム『センチメンタルグラフティ』の特徴的な単語を出せればもっと面白いですね。

『センチメンタルグラフティ』は自分にとってすごく思い入れがある作品で、この作品がなければオタクになることもなかっただろうし、ラジオを聞く習慣も『センチメンタルナイト』がきっかけでした。
意識せず子供の名前に「ほのか」とつけたりと、いろいろな意味で影響を与えている作品だと思います。

そんな思い入れのあるタイトルの20周年イベントに参加できること嬉しく思います。

もしこの分析で『センチメンタルグラフティ』に興味がわいた人は、是非プレイステーションのゲームアーカイブスでプレイしてみてください。
きっと森井夏穂が好きになります!

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イベント当日まであと1ヶ月!待ちきれない間に情報整理と行こうじゃないか。

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第19日目の記事です。

もういくつ寝ると

日付変わって本日12月19日。

今日と言う日に関しては特に何もない・・・はず!
けれども1ヶ月後には20年間待ちに待った20周年記念イベント当日!!

今回は書記(非公式)らしく、イベントの情報についておさらいをしてみようと思います。

まずは日時など基本情報を

日付: 2019年1月19日(土)
場所: 一ツ橋ホール(日本教育会館3F)
住所: 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目6−2 日本教育会館3F
アクセス: 神保町駅(A1出口)より徒歩5分
竹橋駅(北の丸公園側出口)より徒歩5分
時間: <第一部>「20周年スペシャルトークショー」
開場 13:00
開演 14:00
終了予定時間 16:00(予定)<第二部>「20周年スペシャルコンサート」
開場 18:00
開演 19:00
終了予定時間 21:00(予定)

行き方のあれこれ

ここ数ヶ月の間、何度か一ツ橋ホールに行く予定があり、その時の経験上のお話になる。
神保町駅のホームに降りたあと、A1出口に向かうのだが、新宿方面からは出来る限り最後尾車両に乗ると改札に近い。

改札を抜けたら左手の方へ向かうとA1出口にたどり着く事ができる。
階段を登り地上に出たら、出口を左折し、すぐの交差点でもう一度左折するとあとは会場まで一直線だ。

一ツ橋ホールは上記のとおり日本教育会館の3Fにあるホールだ。
注意してほしいのは会館入口付近はお世辞にも広いとは言えず、極力付近で集まって雑談をするのは避けてほしい。

また、会館1階のエントランスホールはパブリックスペースとなっている。
一ツ橋ホール以外にも会議室があるため、こちらもみだりに立ち入らないようにしたい。
といっても、イベントが行われる場合は入場制限を設けられる(と思うのだが)ので、イベント係員の指示に従おう。

欲しいものはなんですか♪

気になる当日の物販情報だ。

物販アイテム

  • 20周年記念パンフレット
  • 20周年記念CD(新曲&新作シナリオドラマ収録)
  • 20周年記念マフラータオル
  • 甲斐先生描き下ろし新作イラストクリアファイル(全12種類)
  • せつなさブレード
    正式名称:センチメンタルグラフティオフィシャルペンライト
    表記順が逆だという意見は却下する!

各アイテムの情報は公式ページを確認してほしい

今までのツイキャス放送での情報を簡単まとめ

  • 第一部、第二部とそれぞれ在庫を分けて販売する。
  • イベントに参加しない(チケットを持っていない)人も参加が可能だが、イベント参加者を優先したい
    ※どう判別するのかはわからない。
  • 在庫には限りがある。
    ※別アプローチで確認した際、CFリターンの余剰分を販売する予定(要今後の情報待ち)

Present for SG girls

SG girlsみんなへの贈り物の注意点だ

  • 生ものと公序良俗に反するものはNG。
  • 出演者への差し入れを入れる箱(せつなさボックス)の設置時間は、開場から第二部終演後 一定時間までの予定
  • 楽屋への花のプレゼント及びせつなさボックスへの花のプレゼントはNG

フラワースタンドはOK、ただし条件あり

  • スタンドの底辺は40cmx40cm
  • 高さは180cm以下
  • スタンドにかけられる札に電話番号・住所の記載はNG
    *スタンドに飾られた花・装飾物を抜き取ることはNG

注文する際必ず花屋に指定しなければいけないこと

  • スタンドの受取時間は1月19日(土)11~15時の間
  • スタンドの引取時間は同日19時半~21時の間

配達トラブル(交通渋滞等)も含め、余裕ある注文をお願いしよう。
花を贈る際は必ず花屋を通じて行ってほしい。宅配はNGだ。

なお、当日スペースの関係で設置できない場合は、札のみの掲示となる。
当日までに有志を集めて極力まとめて贈るほうが良いと思われる。

肝心の送り先住所・発送に必要な電話番号は以下だ。

〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-6-2
一ツ橋ホール気付
センチメンタルグラフティ公演宛

TEL:03-3230-2833

※TELは伝票に記載する電話番号。問い合わせの電話番号ではないので注意されたし。

そして出番はない?

「あれぇ?この流れはひょっとして・・・」
「そろそろ終わりのような雰囲気ですね・・・」
「そういえば、この記事を書き出す前にドラマをどうしようかと言ってたね」
「ほんと優柔不断なんだから」
「でも結局書いちゃうところを見ると」
「どう締めていいのかわからなくなった、とか?」
<ギクッ>
「オチらしいオチもないからー・・・関西(系)の人からすればスベってるね」
「み、みなさん。そこまでにしてあげたほうが・・・」
「そうだよ~。情報まとめてくれたみたいだしぃ~」
「でもまだまだ情報としては不十分なんだよね(ペラペラ」
「まぁまぁ、そうおっしゃらずに。」
「彼らしい、といえばらしい、かな。」

そんなわけで結局彼女らの言葉を借りて書いてしまいましたが、ひとまずある程度の情報の整理はつけたつもりです。
時々こうやって自分自身でも情報を整理していかないと、忘れてしまうことってあるんですよね。

なので、次回のツイキャス放送が12月21日(金)21:00にありますが、
今一度、ブログや放送アーカイブの見直し聞き直しを行ってみるのも、当日を楽しく迎えるためのスパイスになります。

宿泊先の手配、プレゼントの選定と用意、曲の復習、友人知人センチメンタリストとのオフ会の調整、体調管理etc…
今リハーサルを頑張ってるSGガールズにこちらも応えて、万全の準備を期していきましょう!

あと1ヶ月で再会出来るよ!

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唯一無二の存在が確かめさせてくれたこと【七瀬優生誕祭に寄せて】

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第18日目の記事です。

本日12月18日は、星と旅がキーワードとなる、そう、七瀬優の誕生日ですね!
おめでとうございます!

筆者がロードバイクに乗っているとき、ふと気づけば「Only lonely Star」や「天使の贈り物」等、七瀬優のキャラソンを脳内再生、または口ずさんでいることをここに告白いたします。

近年では、意外と七瀬優クラスタの方々が多いようで、Twitterなり見ていますといろいろな方が誕生日おめでとうのメッセージを発信しているわけです。

筆者の運営する非公式コミュニティSlackでもそれは例外ではなく、同胞にお祝いのメッセージを載せたいと頼まれましたのでご紹介します。

七瀬優の誕生日

初めて興味を持ったのは優でした、
若菜に出逢わせてくれたのも優でした。

キミが全てのはじまり、

「綾瀬優菜」もここからはじまりました。

出逢ってくれてありがとう、
そんな優の誕生日。

お誕生日おめでとう、優

ーーーさくらい つばき

さくらいつばきさん、寄稿ありがとうございます。
素晴らしいメッセージとイラストです。
きっと優のもとにもこの言葉は届くことでしょう。

七瀬優が掴んで離さないもの

ここからは筆者のお話です。

20年前、筆者が推していたのは安達妙子でした。

15年前くらいに「センチメンタルグラフティ同盟」なるWEBリンクの集いがあったのですが、その際に「センチメンタルグラフティ108の質問」というものがありました。
そのときに「推しの名前を書け」という設問があったのですが、迷った挙げ句、綾崎若菜だと書いてあったのを先日発見して驚きました。

あれ、七瀬優は…?
と聡明な読者のかたは思うでしょうが、七瀬優は20年間、確かに筆者の心を鷲掴みにしていたのです。

本当の出会いのはじまり

1997年、まだセンチメンタルグラフティが未発売で、でもグッズ展開は結構されていて。
僕はその年、中学2年を普通に過ごしていた。

普通に、というのは語弊がある。
なぜならいわゆる「中二病」を発症していたのだから。

中二病とは言っても「鎮まれ、俺の腕よ…」とかいう邪気眼気質ではなく、すべての事象がバカバカしく見えて、まるで自分が見えている世界を俯瞰して観測しているかのように考えていた(恥ずかしい!)。

以前にも言ったかもしれないが、筆者のまわりはいわゆる「ときメモ」世代だったために、それに対抗しうるというか、別のものを探していた矢先に見つけた未発売の「センチメンタルグラフティ」。
結果として少数派ではなかったのですが、まわりにそれを好きという人もいなかったので、筆者は「自分だけが好き」だという変な優越感に浸っていたものです。

そして、そんな1997年8月、筆者は七瀬優との本当の意味で「出会った」のです。

唯一であること

1997年8月、そう、サマーコンサートがちょうど行われた時期に小説版「約束」が発売されました。
筆者は発売日にその本を手に取り、食い入るように、一字一句見逃さないように没頭して読みました。

どのエピソードも印象的だったのですが、やはり特殊だったのは「安達妙子編」「七瀬優編」でしょう。
特に「七瀬優」のエピソードは、その期間が中学2年の夏休みの期間であること、そして優が独特の価値観を持って縛られずに行動していることもあり、筆者が同年代だったこともあって、非常に共感を覚えました。

目に見えないスクールカーストに組み込まれた筆者としては、その唯一性は憧れであり、「フッ…」とかいうその厨ニ臭いセリフなんかもすんなりと受け入れ、筆者にとって優との出会いは心に深く刻まれたものなったのでした。

なぜ推しではないのか

出会いが衝撃であれば、推しになっていてもおかしくはないはずです。
現に優のイメージからである「赤」は筆者も好きな色ですし、公言してもよかった。

しかし、筆者はそれをしませんでした。
なぜなのか。

それは「七瀬優の人格を認める」ところにあります。
当時「唯一性」を求めていた自分にとって、彼女を追うことは「同化してしまう」と同義だったのです。

彼女の唯一性を認めるからこそ、彼女の跡は追わない。
それが筆者が七瀬優推しではない理由です。
好きなのは好きです。

彼女が示してくれた可能性

誰も聞いてないんですが、七瀬優が筆者に与えてくれたことを簡単に紹介したいとおもいます。

やりたいことをするということ

それが旅をするという意味ならば、2018年、筆者がおこなった聖地巡礼もそうでしょう。
かつて旅がそんなに好きでもなかった筆者ですが、センチメンタルグラフティに出会って、七瀬優に出会って、「移動手段」というものを意識するようになりました。
時刻表をよく見てたのを覚えていますし、ダイヤグラムとか好きな部類です。

それが自分の生き方を決めるというのなら、今の筆者の職業(フリーランスエンジニア)がそうでしょう。
舞台を経てたどり着いた、この仕事に至るまでのその経緯は、決して無駄だったとも回り道だったとも思いません。

自分の良いと思う考えに従って愚直に突き進むこと、優はそれを教えてくれたような気がします。

違いを認め、大事にすること

優は孤独を愛しますが、人と関わることができないわけではありませんし、会話が苦手というわけでもありません。
主人公に対しては運命めいたものを感じてずっとその関係を大事にしています。

対して、筆者はコミュニティで人と関わるのが大好きです。
コミュニティは同じ方向を向いた人たちが集まる場所で、その関係性を筆者はとても大事にしています。

違うことを認めること、そして関係性を大事にすること、それを優は教えてくれたのではないかなと思います。


さて改めまして、七瀬優の誕生日をお祝いして終わりにしましょう。

優!誕生日おめでとう!


そんなこんなで、一年に渡る誕生日おめでとう投稿がおわりました。
どのヒロインも深く考えるほど魅力が出てきて、本当は記事では書ききれません。
いつか書けるときが来たら、そのときに。

さくらいつばきさんもイラストと寄稿ありがとうございました!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
筆者はこれからもセンチメンタルグラフティならびにセンチヒロイン、他関係者様を応援しております。

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センチメンタルグラフティの音楽を解析してみる

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第17日目の記事です。

※当記事で採り上げる楽曲はセンチメンタルグラフティのキャラクターソング・デビューシングルに絞っています。セカンドマキシなどは参考程度です。

コード進行

コード進行』という言葉を、誰しも聞いたことがあると思います。

音楽にコード進行は欠かせない要素です。
簡単に言うと、心情の表現を司る機能を持っていると言えます。

センチメンタルグラフティの楽曲も例に漏れません。
むしろ、センチのような楽曲こそ、コード進行は生命線と言えます。

センチの曲を分析してみる

調はその曲の性格を特徴つける重要な役割があります。センチの曲に半長調半単調という曲はありません。

Ⅰ から始まる曲

「Ⅰとは、いわゆる『ド・ミ・ソ』です」と、小学生の音楽の授業ではないので、いちいち説明しませんw

センチの楽曲のほとんど。Ⅰで始まる曲では、BメロでⅠが使われることは少ないです。

Ⅵ から始まる曲

  • Two Dreams イントロ
  • せつなさ炸裂したヒロインを市外で見つけた時の曲

Ⅳ から始まる曲

Bメロや、サビの始まりで使われることが多いですが、曲の始まりで使われると独特の浮遊感があります。

  • Long Distance Call イントロ
  • 一枚の風景 Aメロ

※参考

『彼と彼女のサングラス』のイントロはⅱで始まります。珍しいです。恐らく優のキャラクターイメージでないと作れないのではないでしょうか?

長調Ⅳと単調ⅱは対になっていると言えます。やはり独特の浮遊感があります。

Bメロへのブリッジ・サビへのブリッジ

Ⅴ(ドミナント)を『ソ・シ・レ・ファ』の音で作ると、ちょっと古臭い印象なので、センチ楽曲ではⅤsus4『ソ・ド・レ』が好まれて使われています。

曲の終止形

センチは圧倒的に長調の曲ばかりですが、当然終止形はⅠで終わることになります。

Ⅰへの戻り方のバリエーションは、何パターンもそうそうないので、ある程度テンプレートに乗っかることになります。

  • Ⅴ→Ⅰ : ファーストシングルはほとんど
  • Ⅳ→Ⅰ : セカンドマキシでは、かなり使われている

ちなみにセンチ楽曲でフェードアウトは1曲もありません。
エンディングもちゃんと完結させられる力が制作陣にはある、という事です。

センチ楽曲でよく使われているコード進行

現在の日本の商業音楽には曲の途中に『カノン進行』や『王道進行』と言われるお約束的なコード進行があり、これから外れると聴く人は「おや?」とか「変わった曲」と感想を持つことが多いです。
これはセンチ楽曲も例に漏れません。

最近の曲ですと『小室進行』も主流になっていますが、センチ楽曲に小室進行は1曲もありません。

小室進行を生んだ張本人、小室哲哉が爆発的にヒットを飛ばした80年代後半、小室進行は小室哲哉の専売特許のように扱われていたと記憶しています。
…と言うよりは他の作曲家は小室進行を敬遠した風潮もあったように思います。

センチ楽曲に小室進行が1曲もないのは、そのような背景があったからなのかも知れません。
80年代後半当時は、私も小室進行は嫌いだったので…

しかしこれらのコード進行だけで曲は作れず、その曲の個性を決定づけるようなフレーズというものがあります。
野球で言う「メシを食う球」というのが、音楽にもある、という訳です。

曲の頭にサビがある曲

一般的に、曲の頭にサビがあるとアピール度が高くなります。

  • Long Distance Call
  • Two Dreams

サビとメロディーラインは密接な関係ですが、どういう”コード進行という生地にメロディーを縫うか”は重要です。

ここで結論を言いますと、センチの楽曲は非常によくできています。
商業的に成功させるために楽曲を計りに乗せつつ、反面、採算度外視的なキャライメージを尊重した作りにもなっています。

音楽プロデューサーの濱田智之氏の実力は折り紙つきです。

ちょっと例えるのが難しいのですが、「本来なら4番線に到着するはずの列車は4番線からしか出発できないのだけれど、出発するときは2番線のほうが見栄えがいいので、理にかなった方法でそうしてしまう。」ということができる人です。
ほかにも「1番線到着を4番線出発」とか、色々あります。

そういった濱田氏の実力がセンチの楽曲でいかんなく発揮されています。

濱田氏の真骨頂的作品

  • 想い出を止めたままで

※ゲーム中BGMの『想い出を止めたままで』は、異例の「全音音階」が使われています。

メロディラインについて念のため付加しておきますと、先に曲があり後から歌詞を付けるという、最近のメソッドを取り入れているように思います。

詞とは本来、韻があるものなのですが、散文的に書かれた詞には曲を乗せづらいのです。
センチ楽曲の豊かなメロディラインの秘密は、まず曲=キャラクターイメージだったのでしょう。

リズムとハーモニー

そもそも音楽の起源は、神を降臨させるため、万物に宿る精霊を呼び出すために、音の出るものをドンドコドンドコと叩き始めたのが始まりと思われます。
ざっくりですが、これを『アニミズム』と言います。

しかし一神教のキリスト教ではアニミズムの考え方は都合が悪く、複音による、和音や和声法といった研究が西ヨーロッパを中心に進んでいきます。

※8ビートや16ビートの”ビート”とは、跡がクッキリと残るような”叩く”という意味があります。
アニミズムを良しとしない西洋クラシック音楽では、例えば4拍子を”4ビート”とは言わず”4タクト”というほうがしっくりきます。

17世紀、バッハやモーツァルトの時代に、神や司教・権力者に捧げるものだった音楽が、徐々に大衆のものへと変わっていきます。
そして19世紀後半~20世紀初頭「印象派」の登場により、これらの研究は出尽くしたと言われています。
ドビュッシーの『12のエチュード』とか、聴いてると気が狂いますw

今の日本の商業音楽で使われているコード進行の10倍ほどのバリエーションがあります。
それらを使い尽くせばいいという訳でないですが、楽曲制作陣は、これらの土台がしっかりと固められた上で、今のスタンダード音楽にとらわれず、適材適所の”音”を用いて制作している、と言えるでしょう。

最後に

ここまで書いておきながら、音楽を言葉で解説するのはナンセンス極まりない、と個人的には考えています。

本来なら分析の成果を、楽曲という形で紹介を以て締めようと思っていたのですが、アドベントカレンダー公開までに間に合いませんでした(滝汗)
後日、機会を設けて改めて公開したいと思います。


スペシャルサンクス:にしきおさん

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都会で見た奇跡。大阪の聖地でふたご座流星群を撮影してきたレポート

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティ アドベントカレンダー2018」の第16日目の記事です。

七瀬優と言えば「ペルセウス座流星群」ですが、七瀬優の誕生月である12月は、ふたご座流星群の見える時期です。

ですので、先日(12月13日)にふたご座流星群の撮影にトライしてきました。

12月に見える、ふたご座流星群

ふたご座流星群は毎年12月14日頃を中心に活動する流星群です。
特徴のひとつは、毎年ほぼ確実に、たくさんの流星が出現することです。流星数が多いことから、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」と呼ばれています。夜空の暗い場所で活動が極大の頃に観察すれば、最も多いときで1時間あたり40個以上の流星を見ることができます。

ふたご座流星群2018 | 国立天文台(NAOJ)

七瀬優クラスタのみなさんは、もちろん知ってますし、見に行ったこともあるかもしれません。
しかしながら世の中にいるのはアクティブなセンチメンタリストだけではありません

通常ならば明かりの少なく木々もじゃまにならない山に登ったりしてみる流星群を、都会でも見てみようじゃありませんか。

そして、どうやら2018年のふたご座流星群は12月12日から15日にかけて見れるということでした。

大阪での聖地で星を見る

大阪は結構夜も明るい街ですが、それでも極力移動の労力を割かずに星を見たい!
…ということで、大阪府内で移動しやすい場所を調べていると、あることに気が付きました。

聖地があるぞ…!

そう、星が見えると言われる場所に、センチメンタルグラフティの大阪聖地、長居公園がリストアップされていたのです。

長居公園は、ゲーム内で森井夏穂とテニスをするデートイベントで立ち絵の背景になっている場所です。

このテニスコートが長居公園内にある。

大阪府内であれど他にも星のきれいに見えそうな場所はあったのですが、センチメンタリストとして聖地で星をみるなんて贅沢すぎます。

そう思い立って意気揚々と準備を始めたのが11月中旬。
撮影予定日まであっという間に過ぎていく時間。

ちなみに、長居公園がどのへんに位置するのかというのは、下記地図をご参照ください。

カメラおさんぽ部

筆者が所属している、センチメンタルグラフティとは別のコミュニティの仲間うちで「カメラおさんぽ部」というものがあります。

カメラおさんぽ部は、カメラ初心者がお散歩しながら使い方を学ぶ感じで、いろいろ撮影していこうという部活なのですが、どうもガチ勢がいるようで…

そんな部活の一環として「聖地で星空撮影する」のを伏せた状態で「長居公園でふたご座流星群を撮影してみよう」のイベントを立てて12月13日の20時から強行させていただきました。

撮影当日、参加したのは筆者を含め5人。
そのうちガチ勢は筆者を含め3人でした。
おかしいな…おさんぽ部とは。

撮影開始前、不穏な空気

長居公園は24時間開園していますが、けっこう明るい場所が多いです。
なので2回ほどロケハンした末、今回は郷土の森を抜けた広場で撮影することにしました。

長居公園のマップの一部。
今回の撮影場所が一番マシなポイントだった。

撮影場所を選び、カメラおさんぽ部の皆に連絡しようとした18時頃、まさかの雨が!
テンションだだ下がりでしたが、天気図の雲の動きを調べると、21時には晴れるっぽいので、じっと待つことに。

センチメンタリストには忍耐が必要だ。

いざ、撮影開始。そして…

20時をまわり雨自体は止んで、ひと安心。
メンバーも揃ったところで撮影ポイントに移動して準備をはじめました。

撮影を開始した20時30分ごろはまだ雨上がりの余韻か、雲が厚かったのですが、この日の風は少し強かったようで雲が流れていくのが早かったです。

風が強いということは死ぬほど寒いってことなんですが、冬の夜に撮影しようという時点でお察しです。

カメラおさんぽ部のメンバーが撮影準備をしているところ。

21時をまわり、段々と雲が切れてきて、星が肉眼で見えるくらいになって、カメラの設定をいじりつつ本格的に撮影をします。

まったり待ちながら23時くらいまでは粘ってた気がしますが、なかなか流星は現れません。
調べたところ、ふたご座流星群は全方向で見れるとのことだったのに…やはり1時間に40本程度では見ることはかなわないのか…

半ば諦めかけて、休憩がてらトイレに行って帰ってくると、なんと仲間のひとりが偶然流星の撮影に成功していました

これはワンチャンあるかも…と思い、さらに筆者も粘ることに。
なんとしても自分で撮影したい!

流星、捉えたり!

ほぼ15秒に一回のペースで撮影すること30分…ついにその時は訪れました。

おわかりいただけただろうか。
該当箇所を拡大してみてみよう。

レンズの傷ではない。正真正銘の流れ星だ。
欲を言えばもう少しシャッタースピードを遅くして流れてる感出したかったですけど、そこまで贅沢も言ってられないのです。

ついにその姿を捉えることができました!
優、見てるかい、僕、やったよ…!

そのときの興奮度合いは、まさに せつなさ炸裂!! 状態でしたね。


ようやく無事に、ふたご座流星群…群とは言えないですが、流れ星を撮影することに成功しました。

目的を果たした筆者はそのあと、帰路についたのは日付をまたいでおり、流星の泥のように眠ったのでした。

おしまい。

…あっ、願い事するの忘れてた。

七瀬優クラスタのための、星空撮影の準備いろいろ【12月編】

ここから先は撮影したときの忘備録です。
撮影したもの自体にはそこまで関係ないので、このまま読み飛ばしてもらっても構いません。

星空の撮影をするとのであれば、もちろん機材の準備をせねばなりません。
加えて夜空の撮影をするというのですから、夜間撮影の準備も必須です。

星空撮影機材編

星空の撮影に必要と言われるのは以下とされています(というかそう思ってたし、たぶんそう)。

そこで筆者が揃えたのは以下でした。

カメラボディ : Sony α7RⅢ(ILCE-7RM3)

[amazonjs asin=”B07718K1B6″ locale=”JP” title=”ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3″]

4ヶ月前に購入したこのカメラ。
「Sonyのミラーレスは化け物か…」と言わんばかりのスペック。

本当はα7Ⅲのほうを購入予定だったのですが、人気機種過ぎてそのとき7週間待ちだと言われてしまい、そのときすぐ購入できるα7RⅢにするか、迷いに迷いました。

結果、ポートレートや風景撮影で利用することもあるため、レリーズ耐久回数が多く、手ブレ補正が0.5段多いのと画素数大きくても別にいいかなということでα7RⅢを購入することに。

画素数が多いので撮影した際のRAWデータの容量が大きく、すぐSDカードが圧迫されてしまうことを除けば概ね満足してます。
SDは買い足せばいいし、以前SDカードが壊れて撮影できなくて困った経験もあるので、予備は大事。

レンズ : SAMYANG 14mm F2.8 ED AS IF UMC(Eマウント用)

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14mmという超広角レンズながら4万円を切る価格。
評判も悪くない。

オートフォーカスが効く「SAMYANG AF 14mm F2.8」というひとつ新しいモデルもあるのですが、三脚使ってレリーズ撮影する予定のレンズにオートフォーカスは無用。

他の選択肢としては、Sony純正の「SEL24F14GM」や、SIGMAの「Art 20mm F1.4 DG HSM」等があるのですが、価格のことを考え今回はコスパのいいSAMYANGのレンズを選択。

F4通しの標準ズーム(SEL2470Z)とF4通しの望遠(SEL70200G)は持ってるんですけど、広角は持ってなかったので、小三元もしかしたら今後余裕があったらSIGMAのは買い足すかも…。

三脚 : Velbon UT-43

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いちばんコンパクトになる三脚。
収納時30cm以下になるとか脅威ですよ。

聖地巡礼の際に三脚を持ち運ぶのですが、それ以外の荷物(カメラ本体、レンズ、着替え、他ガジェット)を積もうと思ったら、かばんの外に三脚つけるのがちょっとだけ移動の邪魔になってて、福岡の巡礼に行く前に急遽購入。
でもよくよく考えたら、移動がロードバイクだったので、そんなに気にしなくても良かったかもしれない。

コンパクトな点、アルミのくせに軽い点は評価できるところで、耐重量も2kgなのでギリギリ及第点。
唯一不満があるとすれば、雲台がアルカスイス互換じゃないところ。

また沼にハマりそうです。

レリーズ(というかリモコン) : Sony RMT-DSLR2

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せっかくカメラを三脚に固定してもシャッター切るときに手ブレするとか本末転倒なので、風景や星空撮影にレリーズやリモコンは必須です。

レリーズ買おうかなって思ってたんですけど、「そういえばほしいものリストから誕生日プレゼントでもらったリモコンあったわ」と思い出した純正リモコン。

ただこのリモコン、実はリモートの当たり判定が甘くてカメラ正面かカメラ本体右側(シャッター側)じゃないとシャッター切れなかったりします。
そしてカメラの機能の操作はできるけどインターバル撮影とか全然設定できないので、遠隔で単純に操作する用の代物でした。
カンファレンス撮影の時の集合写真では役立ったんですけどねえ…まあないよりマシということで。

その後、インターバル撮影ができるレリーズを買い足しました。

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夜間撮影グッズ編

ふたご座流星群が見れる時間帯は20時以降…ということで、撮影場所はほぼ真っ暗です。
冬の夜に防寒対策は当然として、撮影の準備や撮影時の操作、長時間撮影の待機時間もあるので、そのための準備は念入りにしておくことが必要です。

  • ランタン
  • 椅子

最低でも上記はあると撮影が捗ると思います。

ランタン : GENTOS EX-V777D

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280ルーメンってちょっと明るすぎかなと思ったんですけど、準備と片づけには非常に役立ちました。
明るすぎるので、赤色の光になるように加工したほうがいいかもしれないです。

色は関係ないのですが、一緒に撮影した人がSnow Peakの「たねほおずき」を持っていまして、コンパクトでなかなか良さげだなと思い、次はこれの導入を検討しています。

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コンパクトチェア : MUSON ウルトラライトチェア

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流星群が見れるとはいえ、いつ降ってくるかわからないので、長期戦を覚悟しなければなりません。
加えて星空の場合、広い場所で撮影することが多いので、撮影時に立ちっぱなしということもザラです。
…ということで、腰をおろせるようにしたいですよね。

今回は軽さと価格を加味してこちらを選びました。
価格のことさえ考えなければHelinoxのチェアゼロがベストプラクティスだと思っているので、次回までにはこちら用意しようかなと思っています。

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他に用意してたもの

大人数で長期戦で撮影に望むとなると、まあいろんなものを持ち込みます。
食料品もそうですし、かばんやその他機材を置いたりするということで、テーブルやビニールシート等を広げていました。

筆者が持っていったのはキャンプ用で使うテーブル。

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ビニールシートのことをすっかり忘れていたのですが、一緒に撮影する人が持ってきてくれていました。
持つべきものは仲間ですね。

実際にいろいろ広げたところ、もはやキャンプみたいになってました。

番外(キャンプ)編

公共施設の場合は火気がダメってところが多いのですが、満天の星空を撮ったり、山から絶景を撮影したりという場合は、キャンプ用グッズが必須なのではないかと。

筆者が持っているグッズで、これはあったほうがいいと思うもの、ここで紹介しておきます。

寝袋とかテントとかは紹介しません。
いいやつ買ってください。

ジェットボイル

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クッカーもついた携帯用バーナー。
自動で点火するタイプもあるけど信用してないので、自分で火をつけるタイプ。

このクッカーでお湯も沸かすも良し、調理するも良し。
筆者は調理は別の方法をとっていますが、それは後述します。

なんと行っても2分30秒程度でお湯が湧くのが素晴らしい。
そしてクッカーにすべて収納できるのでコレ一個でソロキャンの幅が広がります。

Snow Peak チタン シェラカップ E-104

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コーヒーを注ぐ場合や調理には、こちらを利用。
チタンなので直火にかけることが出来ます。

コーヒーだとマグじゃないの?って言う声が聞こえますが筆者はこちらを推奨。
マグはスタッキングしても意外とかさばるというのと、シェラカップはひとつ二役を兼ねている点で評価しています。

コーヒーだとドリップするのに制限がかかるので、こちらのちょっと広げれるモンカフェのドリップコーヒーがおすすめ。

缶詰を開けて温めるとかもできる。
超万能。


とまあ、こんな感じで七瀬優クラスタのための準備いろいろでした。
星空撮影の参考にでもしてください。

ふたご座流星群の撮影チャレンジを終えて

本来なら夏(8月)にペルセウス座流星群を撮影するのがセンチメンタリストとしての使命なのですが、そのころはまだカメラもレンズも揃っていませんでした。

センチメンタルグラフティ20周年である2018年に撮りたかったので、機材の調達間に合ってよかったです。

次は2019年の夏、比治山公園かどこか星のよく見える山でペルセウス座流星群の撮影にチャレンジしようと思います。

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