眼鏡も吹雪で凍りつく。犀川沿いの雪も眩しい、金沢市内を巡る【センチメンタルグラフティ聖地巡礼】

2018年2月4日に、金沢へ赴き、センチメンタルグラフティのゲーム内で金沢市内扱いになっている場所と、アニメでも舞台となった場所を巡ってきました。
コミュニティ登壇のため長野は松本に行った、その次の日に満身創痍で行ったのですが、朝から吹雪いてたので、より体力を奪われる、少し過酷な巡礼となりました。

移動手段は新幹線

北陸新幹線の開通は2015年のため、ゲーム発売当初の東京⇔金沢の移動手段よりも随分移動時間を短縮することができるようになりました。

約3時間の旅

松本駅から6時18分の始発に乗って、少し列車に遅れは出たものの9時前後に金沢駅に到着。

移動中はゲームのスクリーンキャプチャとGoogle ストリートビューを見たり、センチメンタルジャーニーの保坂美由紀編を見たりして巡礼地の予習。
時間が余ると少し睡眠をとったり、持ってきていた聖書「センチメンタルグラフティ約束・再会」を読んだりして過ごしました。

2月初頭、金沢の吹雪の洗礼

金沢駅に降りたときには結構な吹雪で、もう既に心折れそう。

市内スポット巡礼

金沢は「城下まち金沢周遊バス」というのがあって、市内の名所をルートに沿って見に行けるんですね。
これがあって非常に助かりました。

近江町市場

腹ごしらえがてら近江町市場へ

少し入り口が変わったり店舗が変わったりしているが、ここがゲーム内での背景

このスポットを見つけるのに、近江町市場の外周を3週くらいしてました。
ゲームには出てないけれど、結構賑わっていた近江町市場の中の様子もどうぞ。

カニ汁おいしかったです(^q^)

香林坊

実はここが繁華街だって知らなくて「お寺いっぱいあるんちゃうか」くらいに思ってました。

香林坊のメインのスポット。
香林坊のスポットその2。東京ますいわ屋の辺りから
夜のスポット。この写真暗くすると再現できるはず。

旧シネマストリートは撮影忘れてました…

犀川

市内スポットのひとつであり、センチメンタルジャーニーでも絵付師さんがけじめとして絵付けしたものを流していましたね。
犀川撮るときだけものすごく晴れてて、雪に光が反射して、カメラ越しにもかなり目に悪かったです。

昼スポット。桜橋が見える位置で看板を入れないのがポイント。
夜スポット。
対岸の家が道入ってくるかで構図が変わってくる。
ここから絵付けしたものを流したのかなあ…川の流れをずっと見てるとせつなくなります。

金沢城跡

ここに来る頃にはまた吹雪いていて、かなり辛い撮影に。
ふぶきすぎたので、城内の撮影を断念してしまいました。

石川門。たまたま着物を着た女性たちが写り込んで、風情があります。吹雪でなければ。
石川門前。横断歩道があるのでこの角度なかなか難しいです。

東山

ひがし茶屋街とも呼ばれる場所。

たしかセンチメンタルジャーニーの保坂美由紀EPの冒頭もこんな感じでした。

ゲーム内スポット巡礼

石川県立美術館

場所は合っていますが、入り口の作りが昔と変わっているのかもしません。

金沢神社

祈願しに行ったり、最後にメガネとったところですね。

学業の神様ってのがホントピンポイントだよね。
個人的にはわざわざメガネ外す必要はなかったとおもってる。

センチメンタルジャーニーのスポット

兼六園

カオルちゃん(笑)と行ったところ。

作中の1カット
美由紀とカオルが二人で立っていた橋
二人でお茶をしていたと思われる時雨荘。これ以上立ち入り禁止区域だったので、アニメの再現できず。

市街

市街は雪と時間の都合でいけませんでした。
次回行くときは積極的にまわりたい。

巡礼の感想

青森のときは晴れていたのでまだスムーズだったのですが、やはり雪はつらいです。
でもこれ以外の目的がない金沢訪問だったので、のびのびと過ごすことができました。

大阪からわりと近いし、お金の余裕があったらまた行こうかなと思います。

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継承で未来が作れる可能性を教えてくれた人【保坂美由紀生誕祭に寄せて】

本日、2月16日はセンチメンタルグラフティのヒロインのひとり、保坂美由紀の生誕祭です!
誕生日おめでとうございます。

今日は「一枚の風景」「冬の向こうへ」のヘビーローテーション必至でしたね。

保坂美由紀(以下美由紀)はは1の主人公が中学2年の前半に石川県金沢市で出会う、呉服屋の娘です。
着物と絵画の間に立って自分の進路を見つめるという主題を通じてストーリーが展開されました。

そしてなんと言っても12人のヒロインの中で、唯一のメガネっ娘という点が外せません。

僕と美由紀とメガネ

ゲームの発売当時、1998年くらいのメガネは、あまり細いタイプのメガネってなかった気がします。
当時中学生だった僕もメガネをかけていましたが、最初に買ったときはフレームが太くレンズもガラスのものを着用しており、だんだんとセルフレームのプラスチックレンズでのメガネに変えてはいったんですが、わりとレンズの大きいものをつけていて、あまりに合わなかったので積極的にかけなかったように思います。たぶん僕が種類を知らなかっただけなんでしょうけど。

なので、センチメンタルグラフティと出会って、唯一のメガネっ娘であり、「地味な自分が」という、方向性は違えどもコンプレックスをかかえる美由紀に共感を覚えたのを記憶しています。

継承と未来

美由紀のコンプレックスは「着物を着ている自分」「呉服屋という家業」ですが、美由紀が長年悩んでいるとおり、わりと深刻な問題です。
僕は自分なりに「コンプレックスはネタにされる前にネタにしろ」の精神でなんとか乗り切ったのですが、家業が絡んでくるとなると話は別なのかなと。

何かを継承するのにはルールを強いられることやしがらみがあるケースが多いですが、ちゃんとルールを守れば自由に変革できる利点もあります。

僕らも先人から継承しているものを元に今を生きて、未来に向かっています。

センチメンタルグラフティが20年経ってまた話題になったのも、20年前に僕を含め皆が盛り上がって、それを忘れずにいることで、その熱が今に継承されたのかな、と思っています。(無理やりこじつけたような感じですが)

反物の絵付けが絵画と類似しているのに気づいて道を見据えたように、僕らも僕らのやっていることを、そして僕らを形成してきたひとつであるセンチメンタルグラフティを、継承して、新たな未来を築いていきたいものです。


少し湿っぽい感じになりましたが、保坂美由紀の記事らしいとえば、らしいかもしれません。

ともあれ、生誕を祝って書かせていただきました。

今後も聖地巡礼もそうですが、このサイトもちゃんと作って、少数ですが皆さんに還元できるように頑張っていこうと思います。

保坂美由紀に心からのありがとうを。


次回は金沢の聖地巡礼記をお送りします。

ありがとうございました。

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