驚くほど自転車のいない坂の街、長崎市内を練り歩く【センチメンタルグラフティ聖地巡礼】

20年前にセンチを知ったその年、筆者が通っていた中学校は修学旅行に長崎に行っていた。
奇しくも筆者の学年の修学旅行が、そのセンチにのめり込んだ年であり、知識がないながらも、聖地巡礼をしていたことになる。
筆者の初の聖地巡礼は、ここが原点だ。

そして2018年10月某日、筆者はかつて訪れた、遠藤晶の住むとされる長崎市内へと足を運んだのだ。

実はその近くの日に、クリエイティブ系のイベントが山口で開催され、筆者も登壇したので、その前日に、実家がある下関に帰るついでに長崎に立ち寄ったというわけです。
立ち寄ったと言っても、結構な距離があるんですが、こういう機会でもないと行かないんですよね。
もちろん長崎自体にも夜に用はあったので、それ目的だけでも良かったんですが…大阪→長崎→下関→山口大学→広島→神戸→大阪…ってほんと筆者はバカかもしれない。

市内巡礼

今回は移動の手間を考えて、レンタサイクルで市内を回るということをしてみた。

諏訪神社

長崎くんちで背景になった場所ですね。
本殿に登る階段が地味につらいです。
早朝に訪れたのですが、鳥居内をくぐらなくても通る人がほとんど本殿に向かって一例をして去っていくのをみて、文化ができているなあと感嘆に浸っておりました。

中島川河畔遊歩道

水害復興と友好の記念碑
毎度おなじみ眼鏡橋
カステラ専門店前。左の店は以前とは変わっている。

実は筆者は、この遊歩道沿いに宿をとっていた。
海外のかたも多く泊まる、ドミトリー型のホステル。
泊まるだけなら安いし、交流するのが好きな人はそういうところに泊まってもいいかもしれない。

築町界隈

朝の時間帯は人が少ない代わりに車が多い。
特に仕入れのトラック等が多く、ベルナード観光通り入り口に車が多く止まっていた、
後ほど店舗が開店した頃に撮影しようと思っていたが、すっかり撮影するのを忘れてしまったのが唯一後悔しているところ。

WITH長崎ビル
思案橋電停

新地中華街

新地中華街は築町からとても近い。
歩いて10分もかからないのではないだろうか。
中華街とはいえ、朝の時間帯は小学生が通学路として中華街を利用しているのがとても印象的だった。

中華街北門前
上記門をくぐって入り口

大浦天主堂

大浦天主堂にとても人懐っこい猫がいた。
その他にも、ここでは写真は上げないが、街中で猫がすごく多かった印象だ。
「猫にエサを与えないでください」っていう看板もあったし、観光客がエサをあげる事例が多いのかもしれない。
そのせいか、猫は人をあまり恐れない。

しかしながら、この猫のおかげで、取材に来ていた人と仲良くなれたので、一概に猫が害獣というわけではないようだ。
すでに街の一部となっているという感じか。

この場所は階段をのぼる途中左手にある
こちらの場所は階段をのぼり切って右手

グラバー園

グラバー園のテラス席も背景になっているのだが、20年経って流石に配置換えをしているのだろうか。
さらにこの日は、かなり大掛かりな工事もしていたので、ついにその場所を見つけることができなかった。

自由亭は未だ健在であり、筆者は少し休憩でもしようかと思ったが、訪れた時間(8:30)はまだ開いていなかった。

また、グラバー園でハート石を探すのは通例行事。
とは言っても、園内パンフレットにハート石の場所がもう書いてあるのですこぶる面白くない。

ひとつめの石

グラバー邸のテラスにある。
この日は工事中のためテラスの一部が侵入できなかったので遠目で。

わかりにくなって思う人のために丸つけてみた

2つ目の石

グラバー邸とレストハウスの間にある。
曲がり角で見落とさないように注意。

3つめの石

20年前はなかった3つ目の石は2004年に設置された。
グラバー園の出口付近にある売店からテラスに出たところにある。

オランダ坂

オランダ坂はスポットとスポットの間が非常に近く、回りやすい。
だが、坂の傾斜が非常に激しいので体力の少ない者には難所でもある。

オランダ坂入り口
山手12番館の入り口
山手13番館横の道を坂の上から

ジャーニー聖地巡礼

眼鏡橋

晶とその友人たちがアイスを食べている場所。
腰掛けてるのはおそらく川沿いの手すりだろうということと、近くにカフェが2軒ほどあることから、この角度を撮影地とした。

グラバー園からの風景

本来ならもう少し山の上のほうから見なければならないのだが、グラバー園内からも少し似たような風景が撮れた。

中新町11

アニメの中で一瞬だけ出てくる謎の街中風景は、実在する。
ただしここは階段が多く、自転車で来ようと思ってはいけない。
あとここも猫が多い。

長崎市立梅香崎中学校

晶の出身中学のモデルとされる学校。
回想シーンで出てきた。

### 活水女子大学前

晶が中学を見下ろす際に腰掛けている場所である。
オランダ坂を登りきったところにあり、とても印象的だ。
今回はあえて晶と同じ目線で撮影。

さらに、夕暮れ時に撮影してみた。
差し込む光が非常に美しい。

巡礼雑感

レンタサイクルをしたとき、貸し手の女性からこんなことを言われた。

「長崎の人、ほんとに自転車乗らないから、車が自転車の避け方しらないのよね。だから自分で気をつけてね」

もちろん、自分の身は自分で守るが、そうまで車が危ないような街だろうか。
レンタルした当初は都市伝説じゃないの?と思っていた。

しかし、それは事実であったことを知る。
というのも、自転車にとって親切な道路設計ではないからだ。

自転車文化のない街

路面電車が走っているのもあり、道路は車を前提とした作りになっている。
さらに横断歩道が少ないので、車が短い間隔で止まるということがない。
車体から降りれば歩行者扱いになる自転車乗りにとっては横断歩道のあるないは非常にシビアな問題である。

坂の多い街

さらに長崎は坂が多い。
特にグラバー園/大浦天主堂、オランダ坂は斜度が激しいし(20度のところもあった!)、中新町にいたっては階段だらけで自転車では到底走れない。

駐輪場の少ない街

加えて駐輪場の少なさにも舌を巻いた。
観光地は軒並み自転車駐輪前提の施設がない。
筆者は市が運営するバイク駐輪場に停めさせてもらうことで事なきを得たが、最初は自転車の駐輪場を探そうとしており、それだけでも時間をロスしてしまった。
路駐ができる雰囲気でもなく、自転車で長崎を回ろうという人は入念な下調べと注意が必要だ。

結論

長崎をまわるのは、路面電車のほうが便利かもしれない。


本当なら西海橋やハウステンボスくらいまでは臨みたかったが、それは次回にまわすとしよう。
とはいえ、市内自体はとても雰囲気が良く、観光特化しているところは過ごすにはとても良い場所だ。
長崎の美しい景色を眺めるだけでもとても癒やされるので、もっと長い時間を過ごしたいと感じた。

なお、サムネイル/メインビジュアルになっている画像は出島ハーバーのマジックアワーを撮影したものだということをお伝えたい。
そしてグラバー園の出口で見つけた、「長崎○○LOVERS」に、不思議な縁を感じながらこの場を締めたいと思う。

20年戦士のセンチメンタリストでこのサイトの運営やセンチメンタルグラフティの非公式コミュニティのSlack運営をしています。
実態は舞台出身の、Webサイト制作とかWebデザインとが得意な大阪在住のおっさん。
WordCamp Osaka 2018 Organiser / Kansai WordPress Meetup Organiser.

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