UFOも逃げ出す灼熱の夏に、仙台市内を巡る【センチメンタルグラフティ聖地巡礼】

今年の7月は、酷暑でした。いつもとは路線の違う台風も通過してひと安心の今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
少し前のお話にはなりますが、筆者は大阪から仙台まで日帰りで聖地巡礼に行ってきました。

巡礼に行った日は、7月が誕生日のえみるによるところの「ピーカンさんお天気」でした。
東北だからってちょっと涼しいかなと思ってたら、全然そんなことはなかったです。

市内巡礼

日帰り工程の都合上、どうしても移動が車のほうが都合よかった。
歩くと暑さで死ぬもの。

宮城県美術館

記録用のSDカードが超絶エラー吐いてしまって焦る。
近くにコンビニがあったので急遽買い増して撮影することに。
より時間のない中での撮影となった。

駐車場からエントランスへと続く道すがら、前庭の脇で。
ノーマルデートに使用されました。
ダニカラヴァン製作の「マアヤン」という作品。
その奥にはヘンリー・ムーア制作の「スピンドル・ピース」も鎮座する。
本館と佐藤忠良記念館の間にある彫刻庭園「アリスの庭」

大崎八幡神社

国宝でもある大崎八幡宮は、安土桃山時代を伝える最古の建造物である。

大崎八幡宮の御本尊自体は現在改装中でした。
国宝にもなっているこの建造物の染料は、施工当時のものを使っているとか。

ここでガイド初心者のおばちゃんに捕まって長話を聞かされ、大幅な時間ロスをしてしまった。

三之鳥居から八幡宮に向かって行く、表参道。
表参道と並行している馬道を八幡宮方面から。
大崎八幡神社の外、国道48号線から一之鳥居を迎える。

青葉城

旧仙台城跡です。
そういえば2でえみりゅんの働いている出版社は「青葉社」でしたね。

本丸跡に建てられた宮城縣護國神社。
駐車場からすぐの鳥居越しに本丸会館が見える。
えみりゅんが恐れ多くも「まーくん」と名付けた伊達政宗騎馬像。
小説版「再会」において、えみりゅんが主人公と再会した場所です。
※ゲームでの再会は名古屋の白川公園らしいです。
巽櫓跡から休憩所方面に向けての立ち位置。
この日はこのエリアも駐車場として利用されていました。

仙台市野草園

旧入口。
現在入口はここから左手の方に移動しています。
高山植物区の一角
針葉樹区の一角
つる植物棚の入口。

この日は開園記念の前後だったらしく、入口で記念品を渡していました。
しかしながら飛行機で持って帰る自信がなかったため辞退。
他のかたに大事に育てていただきたいです。

サンモール一番町

ゲーム内では「サンモール一番街」と表記されております。

青葉通一番街駅 南1出口から道路を挟んで北向きに。
この場所頻繁に出てきますよね。
おおまちロード。
一番街からサンモールを北に行くと、別のアーケードがあり、その入口付近です。

市街巡礼

車で移動してて少しだけ時間が余ったので、一箇所だけ巡礼してみた。

秋保大滝

最初読み方を「あきほおおたき」だと思っていて、ナビで検索しても出ないじゃんバカァ!って思ってたら読み方が違っていたという。
正式な読み方は「あきうおおたき」。
みんな気をつけよう。

こちらがスポット。
時間帯によっては人がいっぱいでもはや見れないことも。
ガチで写真撮影する人も多数。

滝自体はすごく癒やされました。
この暑い中、唯一涼んだスポットかもしれません。


歴史的な建築物が多くあってなかなか巡礼というのを抜きにしても、日帰りだというのを加味してもなかなかおもしろい旅でした。
悔やまれるのは、笹かまを食べれなかったこと。えみりゅんおすすめだったのになあ…。

毎回巡礼はタイムアタックでいくことが多いので考えないようにしていましたが、今回の巡礼を終えて、ツアー組んで複数人で行くともっと面白くなるよなって思ったので、次回行くときは誰か一緒に行きましょう!

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サンフェス2018光焔のセンチメンタルジャーニー上映会を、あたかも行った気になってツイートのまとめをしてみる

先日7月20日、サンライズフェスティバル2018光焔の日程の中で、新宿ピカデリーにてアニメ「センチメンタルジャーニー」の上映が行われました。

上映作品|サンライズフェスティバル2018光焔|サンライズフェスティバル公式サイト
http://www.sunrise-inc.co.jp/sunfes/2018/lineups/?id=0720

僕は移動の都合により行けなかったのですが、割と盛り上がっていたようです。

先日、開催の旨の記事をアップした中で「イベントに参加し、そのレポートをこのサイトに掲載してみたいという方は、ぜひお問い合わせからメールをいただきたい。」と記述したのだが、誰からも連絡もなく、Twitterで皆のツイートを見ていて、行けなかったことを悔んでいる筆者ですが、皆のツイートを拝借して、自分も行った気になってみるというレポをここに記したいと思います。

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その変化が僕たちに圧倒的な体験をさせた「永倉えみる」というコンテンツ【永倉えみる生誕祭に寄せて】

本日7月20日は、仙台の電波オカルト娘として認知されていることでしょう、永倉えみるの誕生日です。
おめでとうございます!

本日は「私のもとへ逢いに来て」「ウルトラesp」「Ribbon」「Wonderland」をヘビーローテーションが課題曲ですよ。

えみる語が私達にもたらしたもの

永倉えみる(以下えみる)といえば、語尾に「りゅん」をつける「えみる語」が一番印象的だろう。
作中本人も「えみりゅん」と自分のことを称している。
センチファンの間でもこの通称は定着しており、センチメンタルグラフティを語る上でこの「えみる語」の存在は外すことのできないものとなっている。

ただ、えみるがいわばセンチメンタルグラフティにおける「電波娘」として、この「えみる語」を挙げることについては筆者は「自己肯定としての言語開発」をしているのだということを提言したい。

オカルト好きも独特な感性もほとんど関係なく(事実、思考は大変優秀である)、主人公(つまり運命の人)と再会したときに自分が昔の自分と同じようにあるために、強烈なキャラクターを作らなければならないという深層での意識が働いた結果なのだと筆者は思う。

小説「約束」を読んでもらえればわかるのだが、実際のところであったときにはこの「えみる語」は開発されていない。
センチ2では、もう運命の人(ここでは心許した人)に二度と会えないので「えみる語」を封印している。プレイするにつれ心を溶かすえみるの、時折無意識に出る「えみる語」に目頭が熱くなったのは筆者だけではないはずだ。

よく考えると深いかもしれない「えみる語」は、オリジナルの語尾として強烈なインパクトを我々に与えてくれた。
それは他に真似のできないコンテンツであることは、他に使う者のいないことからも明らかだ。
ゲーム発売前後の当初は嫌悪した人も多いかもしれないが「続ければモノになる」という体験を、今我々に教えてくれたのだと思う。

ハスタ語にもあった…?
こっちが元ネタだよ!

あどけなさの中に垣間見える「大人」の声色

えみるの声優は言わずもがな現在はAiMとして活動されている前田愛さんだ。
デジモンアドベンチャーに出演され、エンディングで流れた「I wish」にいたく感動したのが昨日のことのように思い出されます。

さて、センチメンタルグラフティの声優の中でも抜群に歌唱力のあったのは前田愛(AiM)さんでした。
初めてえみるのキャラソン「私のもとへ逢いに来て」を聞いたときは、驚きを隠せませんでした。あの「えみる」の声を当てている人とは思えない、と。

そんなギャップもあってでしょうか。
えみるのセリフを聞いていると、なにか「大人っぽさ」を感じるようになりました。
自己肯定をするために抑えていた本来の自分を、そこから醸し出すかのように。

また、2になるとその声色は如実に実を結び、キャラクターに深みを出しました。
辛さから逃避するために仮初の自分を封印し、さらに上書きする。
永倉えみるという人格を表現するのはとても難しいことだったとおもいます。

前田愛(AiM)さんの演技は本当に素晴らしかったと思います。
そして前田愛(AiM)さんのキャスティングを決定した人は、本当にいい仕事したんじゃないかと思います。

形が変わることが図らずして主題になる

センチメンタルグラフティならびに永倉えみるのエピソードの中で、変化していくものがあります。

現実

  • 20年たっての聖地の閉鎖や移転、改装による変化。

エピソード

  • ラムネ瓶をタイムカプセルとして当時の旧校舎に隠し、その旧校舎が取り壊されようとする、変化。
  • えみる語等によるキャラクターの変化。
  • 主人公との決別と心境の変化。

それが永倉えみるならびにそのエピソード、おいてはセンチメンタルグラフティ全体を後からでも自分が評価するポイントのひとつになっています。

2011年3月、東日本大震災が起こり、東北地方では大変な被害を受けました。
当時から筆者の住んでいる地域は大阪だったため、仕事中にただただ津波で街が飲み込まれれいくのをテレビでみるだけでした。
えみるの聖地となる仙台ならびに周辺地域においては、その形をかえてしまったところもあるのではないでしょうか(市内はわりと無事だったようですが)。

これまで間接的な支援しかできなかったのですが、先日大阪でもあった地震により、大規模ではなかったものの交通が麻痺したりと災害の怖さを身をもって体験した、ということもあり、絶対に訪問しなければという思いが強くなったので、ぜひ訪問した際にはその変化を肌身に感じでこようと思っています。

アニメ「センチメンタルジャーニー」ではエピソードの最後ですでに旧校舎は取り壊されてしまいましたが、ゲームでは主人公と再会したときにはまだ取り壊しは行われていません。
しかしながら、いずれ取り壊されるであろうこの校舎のことを思うと、少し他人事ではありませんでした。(自分のエピソードに関しては別の記事で書こうと思います)

えみる語と2のエピソードに関しては言わずもがな。

こうした「変化」に関する事柄のエピソードが、筆者の体験と重ねることができるのはとても貴重な体験で、それこそ運命と感じざるを得ません。
こういった事柄がえみるを好きでいられる秘訣なのではないかと感じるのです。


さて長くなってしまいましたが、えみると、そのエピソードについて少し語るとともに、あらためて永倉えみるの誕生日をお祝いしたいと思います。

また、この日にジャーニーの上映会をかぶせてきたサンライズさんに勝手に感謝です!
ぜひえみる回を上映してください!僕行けませんけど!

それでは本日は「永倉えみるの誕生日」というのを踏まえつつ、素敵な一日をお過ごしください。

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