センチメンタルグラフティ トレーディングカード奮闘記

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第11日目の記事です。
◆話をしよう
◆あれは今から36万・・・いや、1万4000年前だったか
◆まぁいい、にしきおにとってはつい昨日の出来事だが
◆君たちにとっては多分20年前の出来事だ。

◆それには106通りのカードがあるから、なんて呼べばいいのか
◆確か店頭の表記では、トレーディングカード

注釈:◆がついている文言はゲーム『El Shaddai: Ascension of the Metatron』より引用し改変したものである。

主戦場は聖地として登場する大阪府の『天王寺』。
…実に6日間にも及ぶ、長い戦いの始まりの地でもあった。

いつもと同じように天王寺周辺のゲームセンターとか本屋を巡っている時に偶然に発見した。
ゲーム系の雑誌で追いかけようと決めていたゲームの絵が目に飛び込んだのだ。

後にーー
センチメンタルジャーニーファイナルキャラクターコレクションBOX発売記念イベントで推しキャラの森井夏穂の声優である満仲由紀子嬢を迎えたあべのベルタアニメイト店の、すぐ傍にあるマニアックな物を色々取り扱っていた福屋書店にそれはあった。

天板にゲーム絵のえみる・晶・妙子。
正面上段にここまひ氏のSDキャラ、下段にはゲーム絵のほのか・美由紀・若菜。
右側面上段には校章、下段にはゲーム絵のるりか・優・真奈美。
左側面上段には校章、下段にはゲーム絵の夏穂・千恵・明日香。
裏側上段にはロゴ、下段にはカードのリスト。
ピンクを基調とした直方体、全106種類と文字が刻まれた箱。

『センチメンタルグラフティ トレーディングカード』だった。

1日目

◆そんなBOX数で大丈夫か?
◆大丈夫だ問題ない

就職して2年目、資金はある。
追いかけようと決めたゲーム。
迷いはなかった。

BOXを2つを意気揚揚とレジに差し出し人生初のトレーディングカードを購入した。
いつもなら帰宅途中でゲームセンターに寄り対戦ゲームをするのだがこの時ばかりは玩具を買ってもらった子供のように早く開けたいという欲求に勝てなかった。

2BOX、それが多いのか?少ないのか?
1BOXに12枚のカードが封入された袋が15パック入っている
すなわち、1BOXに180枚のカードを手にすることができる計算だ。

それが2BOXなら 360枚。
この時はこれくらいあれば全106枚くらい揃うだろうと思っていた。
その仕様すら知らずに……

◆人が持つ唯一絶対の力。それは自らの意志で進むべき道を選択することだ。
◆お前は常に人にとって最良の未来を思い、自由に選択していけ。
◆さぁ・・・行こう。

BOX正面に、私の思いあなたに届くかしら…と書かれたキャッチコピー。
その少し上にミシン線があり、店頭陳列用の開け方ができるが、ミシン線は無視して私は普通に上蓋を開けた。
箱自体も保存しておきたいという心理がそうさせたのだ。

BOXから1番手前のパックを取りだした。
銀色の袋に印刷された12人の少女達の笑顔が目に飛び込んだ。
ここでやっと甲斐智久氏の描いた彼女たちに出会えたのだ。

振るえる手を抑えるため深呼吸をひとつ。
パックにハサミを添えてカードを傷つけないように袋上部を一気に切り飛ばした。
そこに見える12枚のカードがついに、私の前に姿を現した。

<1パック目>
既存のイラストだが丁寧に構成されたカードだった。
心を躍らせながらカードに刻印された番号をBOXの裏面に従い並べた。

<2パック目>
同じように既存イラストのカード、被ることはなく24枚のカードが並んだ。
トランプの7並べをしているようで目の前にカードが広がっていくのに心は躍っていた。

<3パック目>
取り出し時に今までに一度も見たことのないイラストが目に飛び込んだ。
チェック模様のヘアバンドとお揃いの柄の服で化粧をしている少女。

カード番号 SP:08

遠藤晶のスペシャルカード。
紛うことなき甲斐智久氏によるものだった。

時間を忘れまじまじと見続けた。
裏は一面がメタリックで中央にロゴがあしらわれており高貴なオーラを纏っていた。

ノーマルカードはこの頃からちらほらと被りだすが、そんなことは些細なことで
99.9%はスペシャルカードに心が傾いていた、早く別のキャラのイラストが見たいと。

これ以降のスペシャルカードが出たパック数はほとんど覚えていないが
スペシャルカードを入手した順番を記したメモをもとに私の戦いを記していくことにする。

1日目の ─開封の儀─

BOX 01:【遠藤】【保坂】【松岡】
BOX 02:【永倉】【杉原】【沢渡】

1日目にして、スペシャルカードの半数を揃えて、興奮を抑えられなかったが、2BOX開けた。
その結果、ノーマルカードですらコンプリートできておらず、スペシャルカードはBOXに3枚しかないということがわかった。
12人揃えるには、最低でも4BOXが必要だった。


【1日目の結果】
沢渡● 安達× 永倉● 星野× 保坂● 山本×
綾崎× 森井× 杉原● 七瀬× 松岡● 遠藤●


2日目

◆ああ。やっぱり・・・今回も駄目だったよ。
◆あいつは話を聞かないからな。

2日目も同じように2BOX購入して開封の儀を始める

2日目の ─開封の儀─

BOX 03:【保坂】【杉原】【森井】
BOX 04:【星野】【松岡】【安達】

1枚目、2枚目とスペシャルカードが被ってコンプリートの道を阻まれ沈みかけた心を、3枚目のスペシャルカードで一気に取り戻した。
見たくて見たくてしょうがなかった推しキャラである森井夏穂のスペシャルカードだった。

20年愛し続けているセンチメンタルグラフティの一番好きなイラストをあげるならば、この緑色の服とスパッツにリボン姿でストレッチしている夏穂である。
それほどこのカードを見た時に受けた衝撃は計り知れないものだった。
ノーマルカードも全て揃い、残りスペシャルカード3枚まできた。


【2日目の結果】
沢渡● 安達● 永倉● 星野● 保坂● 山本×
綾崎× 森井● 杉原● 七瀬× 松岡● 遠藤●


3日目

◆にしきお、そのBOXで大丈夫か?
◆一番いいのを頼む!

3日目も同じように2BOX購入した。

店員さんから「まだ揃わないですか?」と唐突に話しかけられた。
3日連続で2BOX購入したことで顔を覚えられていたのだ。

そして重大な情報を耳にした。
「この店の在庫はそれで最後なんですよ、次の入荷は未定なので揃わなかったら他の店で探して下さい。ちなみに本当の発売日は今日なんでまだ大丈夫だと思います。」

そう、私は2日も早くトレーディングカードを入手していたのだ。
しかも「人気作品のトレーディングカードは発売日後は店頭から無くなるのが早い」という極めて重大な情報も入手できた。

3日目の ─開封の儀─

05:【沢渡】【綾崎】【遠藤】
06:【森井】【七瀬】【安達】

若菜と優のスペシャルカードを入手できたもののコンプリートには届かなかった。
残りあと1枚。

SP:03 山本るりか

この最後の1枚のスペシャルカードを巡る戦いが戦場を変えて繰り広げられることになるのだった。


【3日目の結果】
沢渡● 安達● 永倉● 星野● 保坂● 山本×
綾崎● 森井● 杉原● 七瀬● 松岡● 遠藤●


4日目

◆神は言っている、ここで死ぬ定めではないと。

発売日を迎えてしまったことで、主戦場にしていた天王寺近辺の店舗では購入できる店がなくなっていた。
実際に福屋書店以外で見たのは旭屋書店でのパック販売くらいだった。
午前中にはBOXは売り切れとなる人気商品となっていて天王寺近辺からはトレカは消えていた。

そして、禁断の地『日本橋でんでんタウン』へ足を運ぶことになった。

当時はトレーディングカードなどのグッズはアニメイトや雑貨を取り扱っている本屋などが圧倒的に多かったため天王寺近辺の方が手に入れやすかったのだ。

日本橋でんでんタウンがなぜ禁断の地なのか。
上新電機、ソフマップ、スタンバイといった大型店舗は家電やゲームにはめっぽう強かったが、現在とは違い雑貨類は取り扱ってすらいなかったのだ。
トレカの販売の先駆けとなる「ホビーランドぽち」にもまだセンチのトレカはなく買取表にも名前すらなかった。
では、どこに求める品があるというのか?

それは、大型店舗に挟まれたしなびた雑居ビル群の中にあった。

雑居ビルの一室が店舗になっていて18禁のPCゲームやビデオを取り扱っている店が大半を占めている中に家庭用ゲームを発売日前に販売する店舗もありその中にグッズや玩具などを取りそろえている店がちらほらとあった。
ただし1ヶ月もすれば移転や別店舗になることが多く雑居ビル群の中を足で回る羽目になるのだ。
そんな中それは昼間でも薄暗い店舗にひっそりと置かれており2BOX入手することに成功した。

4日目の ─開封の儀─

1箱目
07:【保坂】【安達】【綾崎】

スペシャルカードにるりかを見ることはなく終了した。
この時点でノーマルカードも2コンプしていた。

2箱目
08:【星野】【沢渡】

!!!!!!!!!!!!????????

1BOXにスペシャルカードは3枚の神話がここに来て崩されることになる。
15パック目を開けた時にスペシャルカードが無いことに落胆したことは今でもはっきりと覚えている。
友人達の分を含めて都合30BOXくらい開けたのだが3枚入ってなかったのはこの箱だけだった。


【4日目の結果】
沢渡● 安達● 永倉● 星野● 保坂● 山本×
綾崎● 森井● 杉原● 七瀬● 松岡● 遠藤●


5日目

◆神は言っている、全てを揃えろと。

5日目は、禁断の地でもBOXを発見するのは困難だった。
色々な店を梯子していた時に立ち寄ったホビーランドぽちにスペシャルカードが並んでいた。

販売価格:ほのか、真奈美、若菜の御三家は12,000円
3枚で12,000円ではなく各1枚でこの値段だった。

店舗に張られた買取表にも御三家は5,000円その他3,000円となっていた。
想像を絶する値段がついていた。

1BOX買ってスペシャルカードを3枚とも売れば…………錬金できることになる。
しかし、どこを探してもBOX販売は無く錬金することはできなかった。

店頭販売の棚にもるりかは無かった。
明日香や晶も見られなかった。
その日は禁断の地を根こそぎ探索し、何とか1BOXを手に入れることができた。

5日目の ─開封の儀─

09:【森井】【遠藤】【永倉】

ここに来てもるりかは出ない。
店頭でも見ない、るりかは存在しないのではないかという猜疑心だけが膨らんでいくのだった。


【5日目の結果】
沢渡● 安達● 永倉● 星野● 保坂● 山本×
綾崎● 森井● 杉原● 七瀬● 松岡● 遠藤●


6日目

◆いいんじゃないかな。
◆にしきおも良くやってくれてるしね。
◆いや、君の頼みは断れないよ。神は絶対だからね・・・。

私の心をポキンとへし折る出来事が、この日に起こった。

友人から「こっち(京都)のショップにあるから買って行くわ」という電話が入った。
日本橋のマクドナルドで待ち合わせをして友人が来るのを待った。

既に天王寺・日本橋の全ての店舗からトレカはなくなっていた。
友人が到着するとビッグマックとポテトの油に汚れた手を洗い友人の入手したBOXを開けることにした。

ここで、最大の壁が立ちはだかった。

1枚目
チェック模様のヘアバンドとお揃いの柄の服で化粧をしている少女。
これがこのBOXで始めに引いたスペシャルカード。

2枚目
チェック模様のヘアバンドとお揃いの柄の服で化粧をしている少女……

そして3枚目
チェック模様のヘアバンドとお揃いの柄の服で化粧をしている少女…………

そう、このBOXには遠藤晶のスペシャルカードしか入っていなかった。
皮肉にも一番最初に引いたスペシャルカードに心を折られることになろうとは………
「晶3枚かよ」少し強めに言葉を発してしまった。

…と、ここで、奇跡がおきた!

「もしかしてセンチのトレカですか?よかったらダブっているSPの交換しませんか?」
見知らぬ青年がそう話しかけてきた。

しかし彼のダブっているスペシャルカードには、るりかはいなかった。
ここにきても山本るりかには巡り会えないのか…

青年が落胆した様子に気づいたのか「何が欲しいんですか?」と聞いてきた。
こちらが喉から手が出るほど欲しいカードが『SP:03 山本るりか』だと告げると、おーいと友人を呼び寄せる。

にしきお →  晶  → 青年
にしきお ← 真奈美 ← 青年

にしきお →  晶  → 青年の友人
にしきお ← るりか ← 青年の友人

この交換で私を含む3人がコンプリートした。
彼ら曰く、日本橋でんでんタウン近辺での切り札は御三家ではなく『晶』だったらしい。

ーーその日のホビーランドぽちの販売価格は、御三家各9,000円 晶・明日香12,000円 その他3,500円だった。


こうして商品名の通りトレーディングすることでコンプリートを迎えることができた。
初めて買ったトレーディングカードへの思い入れは強く20年経った今でも宝物になっている。

この経験から同じ仲間に話しかけて交換するというスキルを身に着けポスタードリームというもので威力を発揮することになるのだが、別の機会に話すことにします。ではまたどこかで!

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18年積んだセンチメンタルグラフティ2をプレイしてみた

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第10日目の記事です。

縁あってアドベントカレンダーに寄稿させていただくことになりました。
ちゃびと申します。

他愛もない雑文ですが、一時の暇つぶしにでもなれば幸いです。
よろしくお願いいたします。


さて、センチメンタルグラフティ20周年ということを知ったのが、2018年の8月ー

そしてクラウドファンディングの大成功で俄然盛り上がっているセンチ界隈。

私も1月のイベントに向けてこれまでの総復習をと思い、当時高校の友人に借りたドリキャスで1回プレイし心折れたままになっていたセンチメンタルグラフティ2を18年振りに攻略してみたので、その感想などを書いてみたいと思います。
(以下センチメンタルグラフティをセンチ、センチメンタルグラフティ2をセンチ2と略称表記することがあります)

久々に引っ張り出してきたドリキャスとセンチ2。
まだ動くことに感動!

※以下は記事の性質上、多分にネタバレを含みますのであしからず。


【センチメンタルグラフティ2のあらすじ】
主人公は写真部(光画部)に所属する大学生。大学の先輩から大学祭に出展する作品は美人のポートレートを出せと命令されてモデル探しをすることに・・・


1.このゲーム・・・もしかしてクソゲー?

衝撃的な書き出しですが、素直な第一印象です。

当時センチ熱真っ盛りだった自分がなぜこのゲームを積んだのか?
プレイしてみてその理由を思い出しました。
一体それはなんだったのでしょうか。

自分で攻略チャートを作り同時12股をかけるほどまでやりこんだ前作。
深夜バスとヒッチハイクを駆使し一緒に全国を駆け回った主人公の死から始まるOPは、18年経ってもやはり胸詰まる想いでした。
(実は生きていましたが)

なにより傷ついているヒロイン達が見ていられない・・・

とある本作(センチ2)レビューで

「攻略せずにヒロイン達をそっとしておいてあげたいと切実に思ったゲームは初めて」

というのを見たことがありますが同感です。

ヒロイン達の多くが今作主人公をあからさまに避ける様子は、「前作であんなにイチャイチャしていたのに・・・」というプレイヤー(自分)に大ダメージでした。
(多分当時はここで折れてます)

特に序盤。
妙子のこの表情。

落とした財布を拾ってくれた主人公に対して取る態度・表情としてはあんまりです。
まるで台所でゴキブリを見つけた時のようだと感じました。

これだけでもドリキャスの電源を切る理由には十分なのですが、耐えられたのは18年の月日のおかげでしょうか。

それより問題だったのは、総監督の多部田氏をもって

「攻略本なしではクリアできない」

とまで言わしめた難易度と、なんと言っても以下に書くゲームシステムでした。

当時流行りだったであろう、自キャラがマップをいちいち歩いて行くシステム

各スポットにはヒロインがいるかどうか、またイベントが発生するかどうかが上図の▼マーカーの色でわかるようになっているのですが、それを調べるべきスポットが多すぎです。

  • 街全体で28ヶ所
  • 大学などに入ると中に小マップがありそのスポット数36ヶ所
  • 合計64ヶ所!(ルートでさらに増えます)

攻略本を縛って、わけもわからずプレイ開始。


最初は9時から22時まで1時間ごとにすべての箇所をチェックして回っていた為、本当に骨が折れました。
(途中で時間スキップや移動速度変更に気づき、大いに活用しました)

それがゲーム内の時間で4月から6月中盤まで延々と続くのです。

ですが冷静に考えてみると、アポなしで北海道にいき闇雲に道内を歩き回ってほのかを探していた前作主人公のほうが余程ぶっ飛んだことをしていたわけで。
一つの街にスケールダウンしている分マシに思えます。

そんなこんなで仕事から帰ってドリキャスの電源を入れて、大してイベントも起きない退屈な市内警備を長時間行っていると、ちょっとしたことでもつい気になってしまうもの。
最悪の精神状態のせいか、朝の選択肢にもイラつきます。

「大学に行く」を選択するとオートで自キャラがテクテク歩いて本当に大学に行くだけ

「街に出る」を選んで大学に行くことができるので、
本当に意味のない選択肢です。

他にも・・・

  • 朝9時に〇〇に来て、とだけ言われて曜日指定のないバイト
  • 重要イベントを容易にスルーできてしまう(プレイヤーが忘れる)スケジュール帳
  • 使う予定もなくただ貯まるお金
  • プレイヤーすら聞いていない撮影旅行
  • 4月からロクに授業を受けてない主人公(顔は出してる)

などツッコミどころしかありません。

そして迎える大学祭ー

※この時点でリアル2ヶ月掛かってます

なんとかモデルになってもらったヒロインのポートレートも好評の様子。

ようやくこの苦行から解放される・・・このゲームが終わる・・・
と思った時に衝撃の事実が!

そういえば2枚組でしたね・・・

2.肝心のヒロイン達

攻略も見ず見かけたヒロインに片っ端から声をかける雑プレイしたせいもあるのでしょうが、ヒロインに自己紹介してある程度顔も見知った仲なのに、不意に街中で出会うと、

「すごい美人だ・・・あんな娘がモデルになってくれたらなぁ」

などと口走る主人公の記憶力の無さに呆れつつ、個別ルートを進めると次第にまともな美少女ゲームへと変わっていきます。

今回は流れでえみるのルートをプレイすることになりましたが、

「いいのよ、ただのバイト君なんだから」

という結構仲良くなったと思った矢先のアイスバケツチャレンジを耐え、

ディスク2になったらあとはもう一直線でした。

毎日のように発生するイベント。
えみるの苦しみや葛藤がよくわかる良シナリオ。

そしてそれを乗り越えた 復活の「りゅん」・・・

所々で差し込まれる渾身のグラフィックやアニメーションも相まって、まるで別のゲームのよう。
進行もサクサクで一切のストレスを感じることなく進められます。

少しづつ自分を取り戻しつつあるえみるが浮かべる笑顔や台詞は、前半の苦行があった自分にとってのご褒美。

まさに辛い修行を乗り越えた先の「解脱」でした。

3.やはりセンチはいいぞー

ゲームシステムなど細かいところにツッコミを入れるとキリがありませんが、ヒロイン同士の思いもしなかったカップリング(美由紀と千恵がバイト友達とは!)や成長した容姿、前作とは違うヒロインの一面が見ることが出来るよい作品だと思いました。

ヒロインに罵倒されたり蔑まれたりしたいという方なら苦行の前半部分も大いに満足出来ることでしょう。

まだえみるルートしかプレイできていませんが、今度は攻略本片手に他のヒロインのルートもしっかりと見てみたいと思います。

センチメンタルグラフティ20周年イベントまであと1ヶ月と少しー

まだセンチ2を未プレイという方はぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか?

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広島の、旅する彼女を追いかける旅【センチメンタルグラフティ聖地巡礼】

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第9日目の記事です。

去る2018年12月8日に、広島の聖地巡礼に勤しんでまいりました。
12月といえば七瀬優の誕生月ですからね!

本来は前日(7日)に開催された勉強会の登壇のために広島に赴いていましたので、その「ついで」ということになっています。

今回は市内と、市外の一箇所を巡っています。
これまでは市内→市外で紹介していったのですが、今回は時系列で筆者の行動を追い、巡った場所を紹介しようと思います。

センチメンタリスト、満を持す

センチメンタリストの朝は早い。
朝4時30分に起床し、5時より行動開始。

なぜこんなに早い時間から行動するのかと言えば、静かに人の少ない早朝の時間帯で厳島神社を撮影したかったからだ。
そして、宮島に一番はやい時間に行く方法が、6:25に宮島口発のJR西日本宮島フェリーの便に乗船することだったのである。

6:25発のフェリーに間に合おうと思えば、通常であれば2つの選択肢がある。

  • JR広島駅からの始発(5:52発)で、JR宮島口に6:20に到着する
  • 広電西広島・己斐の始発(5:45発)で、広電宮島口に6:18に到着する

筆者の宿泊していたホテルは銀山町にあった。
この時間帯、銀山町から広電西広島・己斐までの始発がまだ動いていない。
なので、本来であれば広島駅に何らかの方法で向かい(徒歩でじゅうぶん)、JRでむかうのがいいのかもしれない。

しかしながらJR宮島口より広電宮島口のほうがフェリー乗り場に近いこと、そしてJR宮島口からフェリー乗り場まで5分で行けるかどうか少し心配だった(なんらかのトラブルがあれば、乗船タイミングを逃す)ので、広電西広島・己斐の始発を狙うことにした。

幸い、広島市内ではdocomoが提供する広島市シェアサイクル「ぴーすくる」がある。事前登録は必要だが、クレジットカードがあればすぐ登録できるし、利用方法も簡単だ。
なにより、設置されているポートであれば乗り捨てできること、西広島駅に自転車を停めるポートがあること、そして市内の巡礼スポットもこれを使えば巡りやすいかもしれないことから、筆者はこちらを選択した。
自転車乗りとしては、重い電動の小径車はいささかかっこ悪いので福岡のときと同じくロードバイクを持ってくる選択肢もありだったと、当日になって気づいた。

なおタクシーの選択肢もありだろう。銀山町からであれば西広島駅まで1,500円以内でいける。
時間はお金で買えるのだ。

センチメンタリストの巡礼には、計画性が大事なのである。

宮島(市外スポット)

さて先述の計画どおり、広電宮島口からフェリー乗り場に向かい、乗船後無事に宮島についた。
宮島は市外スポットだが、デートコースにもなっているので、背景になっている箇所が多いのが特徴的なように思う。

筆者が宮島を訪れるのは、実は小学6年生のときの修学旅行以来かもしれない。
…となると、実に23年ぶりということか。

12月の6時台はまだ暗く、ほんのり空が青がかかっているかなという程度。
加えて曇りがちだったこともあり、綺麗な朝焼けを狙っていた筆者にとっては少し肩透かしを食らった形となった。

フェリー乗り場から厳島神社まで行くまでの道。
石造りの鳥居から、神社の敷地なので、潜る前に一礼しよう。
厳島神社の入り口から入ってすぐの東回廊を入り口向きに撮影。
同じような構図のスポットは境内のなかにいくつもあるので、どれが本物かは察しにくい。
平舞台から本社祓殿を撮影。
せつなさ炸裂スポット。
受付の手前にある道沿いの、灯篭の間から見る大鳥居を見渡す。

たっぷり2時間ほど撮影したあと、宮島に住み着く鹿に遭遇したりしている間に、帰りの便のフェリーが来たので、本土に帰る。

アルパーク(市内スポット)

ゲーム内では広島アレパークとなっている場所である。

広電宮島口駅から商工センター入口駅に向かう。
JR宮島口駅から新井口駅でも行けるが、発着時間と電車賃を考え、こちらを選んだ。

アルパークのスポットはすべて東館と西館の館外エリアにある。
外がスポットなので、店舗開店を待つ等、気にしなくていいのが救いだ。

アルパーク西館である、天満屋の外観。
アルパーク西棟(天満屋)の入り口を花屋を右手に撮影。
このスポットは明日香の出会いの際に、明日香の母が経営するブティックで明日香の居場所を聞き出す際にも使用されているので、あまりプレイしない人にとっては混乱するかもしれない。
西棟入口手前から左に向いた歩道。
アルパーク東棟外観。
こうしてみるとアルパークの撮影スポットも省エネである。

アルパークに着いてしばらくするとすごく晴れてきた。
宮島滞在中にこの光の差し加減であったなら、厳島神社の大鳥居を超きれいに撮れたんだろうなあ、と思いながら、筆者は広電で西広島に向かった。

平和記念公園(市内スポット)

西広島駅から再び自転車をレンタルし、平和記念公園へ。
この日は広島平和記念資料館の本館が外装工事中であった。

平和記念公園は、海外の観光客が多いのが印象的で、日本人は殆ど居なかったように感じた。いてもヘイトスピーチだったり第9条のなんちゃらかんちゃらのチラシを配ったり、アンケートをしていたり、観光の妨げになっている。
平和を唱えながら平和を乱すのはいかがなものかと思う。

平和の灯の辺りから原爆死没者慰霊碑を見る角度。
奥の方に見えるのが広島平和記念資料館。
原爆供養塔あたりから記念碑を向いた方向で、ここは夜間スポットになっている。
筆者が撮影したときは、逆光が激しくて辛かった。
HIROSHIMA WATER TAXI 平和公園乗り場。右を向けば原爆ドームがある。ここもスポットだったように思うのだが、本当に背景だったのか検証の必要がある。

センチメンタルジャーニのスポット

アニメでは簡略化して描かれていたが、原爆ドームが出てくるシーンがある。

相生橋から撮影。

平和記念公園と紙屋町は徒歩で行ける距離にあるため、ここから徒歩で移動する。
レンタルレンタルは平和記念公園のポートに乗り捨てた。

紙屋町(市内スポット)

原爆ドームから歩いてすぐのところに、広島そごうと基町クレド(パセーラ)があり、そこが紙屋町のスポットのひとつだ。

12月はクリスマスシーズンのため、巨大なツリーが設置されており、少し撮影に苦労した。

パセーラの方からそごう入り口を見たスポット。
右手にあるアーチ状の橋が目印になるだろう。
こちらはそごう入り口からパセーラを向いたスポット。
実際に背景になっている緩やかな段差はもうない。
パセーラの屋根部分は当時のままなので、それを参考にするのがいいかもしれない。
そごう横の県庁前駅の入口付近から、交差点を向いたスポット。
正面のビルは20年前より増築されている。
真ん中の円柱状のオブジェが目印になるかも。

紙屋町のスポットはもう一つあり、それは紙屋町ではなく、八丁堀にある。
筆者はそごうの駐輪場にあるポートから再び自転車を借り、八丁堀に向かった。

広島の夜スポットは八丁堀。
八丁堀の交差点、よりひとつ西側の交差点から見ると良い。
実際の背景には交差点を曲がるタクシーが写っているので、本来は信号を渡らずに撮影するのが良いだろう。

これで市内5つのうち、3つのスポットの撮影が終わった。
この時点でまだ朝の11時だった。

そのまま比治山公園に向かう。

比治山公園(市内スポット)

比治山公園に自転車で行こうとすると、どうしても車道を通らねばならない。
勾配もそこそこ激しいので、ヒルクライムがよほど好きなロードバイク乗りでなければ、辛い道のりだろう。

筆者は電動自転車だったので、問題なく登坂できた。登った先には自転車のポートもあるので、無理してでも行かなければならなかったというのもある。
きっとロードバイクで輪行してきたとしても、筆者は坂を登っただろう。

着いた先にある、広島市現代美術館へ続く階段のあるバス停。
優とデートした後に別れる場所になっており、夜スポットだ。

上記の写真からわかるように、実は比治山公園と広島市現代美術館は同じエリアに存在する。
美術館を囲うように比治山公園のスポットがあるので、巡礼するセンチメンタリストにとってはとても都合が良い。

ただ、なぜこの非常に近しいエリアを2つに分けたのかはわからない。

先程のバス停から美術館の敷地沿いに右手坂を登り、雲霓橋へと続く道。
左手が美術館の敷地となっており、植木が2段になっている場所はここしかない。
雲霓橋。
ゲーム内ではなぜかここがデートの待ち合わせ場所になっている。
雲霓橋を渡った先の殉職警官の碑の前。

広島市現代美術館(市内スポット)

先述したとおり、比治山公園と広島市現代美術館は同じエリアに存在する。
美術館外にも美術館としてのスポットがあるので、注意したいところ。

広島市現代美術館の入口付近。
奥のスロープが少しだけ見える。
美術館を象徴する、アプローチプラザ。
アプローチプラザから右側に見える建物と、彫刻の広場。
工事中であり、侵入はできなかった。
美術館の館外にある彫刻の丘。
この作品は、新宮晋氏の 「私たちの星」 。

最初「彫刻の丘」を「彫刻の広場」と勘違いしていたので、彫刻の広場が侵入できないと知って半ば諦めかけていた僕にとって、彫刻の丘が美術館外にあるのは僥倖だった。

富士見台展望台(超重要スポット)

ここはゲーム内のマップでは特に記載されていないが、優推しのセンチメンタリストにとっては、非常に大事なスポットだ。
なんせ中学時代に優と出会ったり、ペルセウス座流星群を見たり、ラストで告白されたりと大忙しである。

この場所も比治山公園と広島市現代美術館と同じエリアに存在し、徒歩で行くこともできる。

展望台入口を南向きに。
あの方向がきっと優の家だ(小説から推測)
ゲーム終盤にのみ登場する背景で、上記入口付近と同じ場所にある。
かつてあったベンチは今はなく、代わりに眺望の看板が立っている。

上記の通り、該当スポットにベンチがもうないのだが、ベンチ跡を探すことで特定した。
下記画像がベンチ跡である。


さらに奥に行った展望台。
ここでペルセウス座流星群を見たり、優に告白されたり。
当初より木々が成長して風景はほとんど見えない。

本来はここで終わりであるが、ジャーニーのスポットをひとつ逃していたのを思い出したで、急遽広島駅に向かうことにした。

広島駅(ジャーニーのスポット)

広島駅の北口には、園鍔勝三作の「朝像」という金色のオブジェがある。
センチメンタルジャーニー第3話の1カットとしてこの朝像出てきており、この描写から、広島駅に着いたことがわかるというわけだ。

広島駅北口にある、朝像。
ジャーニーでは下のニワトリからラッパを吹く少年へとパンする構図だった。

これにて、予定していたスポット巡りは終了である。

このときの時刻は15時。
休憩なぞしていないので、実に10時間労働である。

このまま大阪に帰っても良かったのだが、行かなければ帰れない場所があったので、そこに向かった。

もみじ亭(番外編)

燃えて萌えるお好み焼・鉄板焼きの店「もみじ亭」、広島在住の米本千珠さんも訪れたこともあるこの店は、ある意味で聖地ではなかろうか。

なお店長が若菜推しなのは有名な話。

居心地良すぎて4時間近く居座ってしまいました。
また広島を訪れたときは寄らさせてもらいます。
そして店長、あのときお話したとおり、Slack参加お待ちしております。

そして筆者はなぜか意識朦朧としながら帰路につくのだった。

巡礼を終えて

広島自体は実家である下関と大阪との中継点であるため、なかなか降りることがないのが現状でしたが、巡ってみるとなかなか過ごしやすい街だと感じました。

今回の巡礼は12月ということと、急に寒くなってきたので、西側と言えど防寒対策は必須です。
これから優の誕生日に向けて巡礼する人が出てくると思いますが、十分対策をして訪れてくださいね。


さて、この広島の巡礼をもって、1月から12ヶ月かけて行った「ヒロインの誕生月にそのヒロインの出身地を巡礼する」計画は終了しました。
思えば2015年からこの計画を初めて、1月の青森からスタートし…スケジュールや金銭面においてもなかなかハードでした。

しかしながら、それ以上の、達成感もありましたし、その土地の魅力も感じましたし、行って後悔はしていません。

今後は聖地コンテンツを真面目に作ることを計画しています。

再訪は、行けるタイミングを見計らって、縛りプレイせずにしようかなと思います。
行けなかった場所にも行きたいですし、その土地でできる巡礼以外のこともして、その地域自体を楽しみたいです。

もし旅先で挙動不審なカメラマンがいたら、筆者かもしれませんねw

それでは、聖地巡礼のブログはこれにて終幕。
ありがとうございました。

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僕とセンチメンタルグラフティとの出会いをほとばしる想いとともに語ってみる

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第8日目の記事です。

はーしーれー!光速のー!てーいーこーっく華撃だn

サターン版サクラ大戦のOP

どうも、みんな大好き、キツキツドーナツです。


中学生だった頃、友人宅でサクラ大戦というゲームを知った。

うわスゲエ!ゲーム画面の女の子がしゃべってる!
し か も カ ワ イ イ!

…とても衝撃的だったのを覚えてる。

皆も、例えばファミコンからゲーム始めてたとしてさ、当時まさか画面の女の子が自分に向かってしゃべってくれる日が来るなんて思わなかったじゃない?

僕は想像もしてなかった。

僕の友人はそのサクラ大戦にかなりハマってて、特別限定版のマウスパッド付きのソフトを購入したり、各種グッズを買ってはとても幸せそうにしてた。

たしか舞台にも行ってて超楽しそうでさ。
ゲームと関連コンテンツに夢中な友が正直羨ましかった。

ちなみに僕は初回盤のサクラ大戦は買えなかったんだ。
サクラ大戦を知ったのが発売して少ししてからだったから。
それが超悔しかったよね、欲しかったよ初回盤。

たぶん、この悔しさが後のセンチグッズ収集の情熱のきっかけになってたんだと思う。


で、サクラ大戦の初回盤を買おうとしてたクセに、自分も友と同じゲームにハマるのは何かなぁ…という捻くれた思想()を持っていた僕は、その後は別のハマれるゲームを日々探してた。
主には美少女ゲーム(かつてギャルゲーと呼ばれていたもの)を。

そしてどんどん求めるギャルゲーへの理想は高くなっていき…

あ~あ、12人の女の子から言い寄られたいなぁ…

なんて思うようになってた。
そんなとき、偶然ゲーム雑誌で知ったのがセンチメンタルグラフティだ。

左がサターン版のパッケージで、右がWindows版のパッケージ。


当時、セガサターンの雑誌は数多く出版されててさ。
ちょっと調べなおしただけでもめっちゃあった。

  • サターンFAN
  • セガサターンマガジン
  • 電撃SEGA SATURN
  • 電撃SEGA EX
  • 電撃G’sマガジン
  • 電撃G’sパラダイス
  • TECHサターン
  • グレートサターンZ
  • ヒロインゲームズ

などなど…これでも一部だけど…覚えてる?

画像提供:ぎる

初めてセンチを知ったのは、上記の雑誌のどれかだったと思う。

甲斐智久先生の描く明日香超激爆萌えな女の子たちと、大倉らいた先生の素晴らしいテキストを読んだ瞬間、センチに夢中になったよね。

え…こんな可愛い子たちが僕のこと好きなの…?
た ま ら ん!

…ってなったもん。

これが僕とセンチメンタルグラフティとの出会い。


僕と同じようにゲーム雑誌でセンチのイラストと文章見て勝手にキャラに告白されてる気になってハマっちゃった人いるよね?
てか、大多数がそうだよね?

当時のサターンの雑誌は隔週発行のものが多くて、そのどれかにセンチの新イラストと主人公への切ない想いを綴った文章が添えられてた。
それを読んで、こんな気持ちになってた。

ーー可愛い女の子たちの、[主人公(自分)の事が好き]という熱い胸の内を覗かせてもらってる

皆もなったよね?
大倉らいた先生の文章には、そんな不思議な魅力があったし。

…あのイラストと文章のコラボは本当に堪らなく魅力的だった。


ここからはセンチとの出会いの後の話。

雑誌読んでるとセンチのグッズが凄く多く発売されてるって事がわかってさ、地元のアニメイトやゲームセンターに通ってセンチグッズを夢中で集めたんだよね。
もうね、超たのしかった。

前述したサクラ大戦の初回盤を買い逃した事で、僕は『初回限定』という言葉に特にレア感を持つようになっててさ。

だから3万枚限定のファーストウィンドウは2枚買った。
限定じゃないけどポストカード、ラミネートカードとかのグッズを買って買って買いまくった。
もちろん12種類あるものは12種類、ぜんぶ。

なんで2枚買っちゃったんだろう…なんて後悔はしない!

グッズ集め楽しー!
超楽しー!
あれも!これも!みんな欲しー!!

明日香超激爆萌え!
明日香!超!激!爆!萌え!

こう思ってたの、きっと僕とバーネットさんだけじゃないよね?

まあ…このグッズたちは親の無慈悲な断捨離で全て無くなったけどね…
ぼくの心の中に保存されてるからいいけど!

そんなこんなでセンチと出会って、発売までワクワクしながら雑誌読んで、イラストと文章に胸ときめかせて、グッズ集めてラジオ聞いて…って日々を過ごして。
超たのしかった!センチ超楽しかった!


というわけで、センチとの出会いの話+αを書かせてもらいました!

センチは皆の青春!
20周年楽しんでいこうぜ!

ほんじゃーね!

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センチメンタルショートドラマ「アドベントカレンダー」

この記事は、当サイトで行われている「センチメンタルグラフティアドベントカレンダー2018」の第7日目の記事です。

とある少女たちの会話

※色でどの発言がどの少女なのか、察して読みましょう。

「ねぇねぇ、アドベントカレンダーって知ってる?」
「アドベントカレンダー、ですか?」
「そそ。」
「それって、12月1日からクリスマスまでの間、毎日一つずつ開いていくカレンダーのことですよね?」
「まぁ!そんな風習があるんですね」
「また雑誌か何かの最新情報?あなたも飽きないわね」
「まぁまぁ、それはいつものことだろ?で、その・・・あど・・べんちゃー?カレンダーがどうしたって?」
「なんだか楽しそうな名前だねー!」
「アドベントカレンダー、だって(汗」
「いつもあんなにカッコいい英語の歌詞を歌っているのに・・・」
「なっ!ちょ、ちょっと間違えただけだろ!」
「ほら、二人共落ち着いて」
「ケンカはだめ・・・ですよ」
「二人共仲良くしなきゃだめだぞ!」
「あはは・・・。でね、わたし達もなにかやってみたらどうかな?と思って」
「それは・・・あの人に、ですか?」
「もっちろん!」

それじゃ…

アドベントカレンダーってなんぞや

というのが実は第一印象だったのは内緒です(今更かい
そんなわけで(押し通す)、そのアドベントカレンダーってなんぞや、ということですが、先程彼女たちが話していたとおり、12月1日から24日までの間、一つずつ窓を開けていくカレンダーのことを指します。
そして24個の窓を開け終わった翌日12月25日、ご存知イエス・キリストの待降節を迎えます。

それぞれの窓の内容は様々です。
お菓子が入っていたり、詩が書かれていたり、写真やイラストなんかもあります。
今、センチ非公式コミュニティでは毎日0時に一つずつ、ブログを公開していってます。

共通テーマはなく、それぞれが思い思いの内容を書き綴る、というもの。
そして本日は7日目。
旧約聖書では天地創造がされたのも7日間、とされていますという豆知識は置いといて、これは別の機会があればネタにしましょう。

ショートドラマに寄せて

冒頭でヒロイン12人たちの物語を簡単に書いてみました。
実際読んでみてわかったと思いますが、名前は一切出していません。
誰がどの台詞なのか、一部名前がわかるようなヒントもありますが、そこは想像にお任せします。

こういった名前を出さないタイプのショートドラマを書く際、出来る限りそのヒロインが喋っているであろう言葉遣いや雰囲気を出すようにしています。
お気に入りのキャラが必然と動きが多くなる傾向になりますが・・・

というところで、今回彼女たちがあの人(ここで【自分】と書ければそれはそれで良いのでしょうが、書けない自分が居る←)に送るそれぞれの窓。
1人2つずつ担当するのですが、さてはて、どんなものが入っているのでしょうね。

続きはまたいつか。

せつなさ、炸裂!

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