先日(2018年4月16日)、衝撃的なニュースが耳元に届いた。
「天神コア」2020年3月閉店 営業40年超 「福ビル」「ビブレ」と一体開発へ | 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/408861/
天神コア自体の閉店が問題なのではなく、天神ビブレがなくなるかもしれないことが問題なのだ。
またひとつ、聖地がなくなってしまうかもしれない。
なお、本当は速報としてこの記事を公開したかったのだが、情報公開自体が遅れたのは、センチスポットである旨のソースをゲームをプレイして探していたからである。
天神ビブレはどうセンチスポットなのか
センチメンタルグラフティのゲーム内の名称、その他メディアミックスにおいて「天神」とはあっても「天神ビブレ」の名が出てくることはない。
しかしながら、天神ビブレにはその8Fに「ビブレホール(VIVRE HALL)」という多目的ホールがある。
多目的ホールとは言うが、つまるところライブハウスである。
上記リンク先にあるロゴと、下記ゲームのキャプチャ画像(またはこの記事のサムネイル)を比較していただきたい。
…お分かりいただけただろうか。
ビブレホールは、センチメンタルグラフティ随一のロックな乙女、松岡千恵がよく使っていたとされる貸しスタジオのモデルです。
ゲームではロゴを加工していますね。
統合で無くなる「かもしれない」ライブハウス
天神コア自体が閉店するだけであれば、特にビブレホールに影響はないのだが、該当記事内にはこうある
西鉄は本社が入る福岡ビルの建て替えを計画。天神コアや天神ビブレとの一体開発も視野に入れた建物の基本設計に着手し18年度中に今後のスケジュールを固める考えを公表している。
一体開発も視野に入れるということはすべて立替えられてしまう可能性があるということだ。
天神ビブレも建て替えられて、ビブレホールの名称が残るとしても、その後僕らが訪れても、思い出のスポットとはならないだろう。
ある意味感傷的(センチメンタル)な出来事ではあるのだが…。
舞台出身の筆者としては、舞台はハコも含めて生モノだと思っているので、演るがわとしても観るがわとしても、この感触は失われるというのはとても残念だ。
しかしながら、計画されているものに対して止めることはしなくてもいいと思っているので、せめてビブレホールの名称や雰囲気だけでも残していただきたいものである。
センチスポットとしては、昨年末のスペースワールドの閉園も衝撃的だったが、20周年のこの段階でまだ行くことができる場所には積極的に行って、目に焼き付けておきたい。
情報提供 / 謝辞 : Don Chan@Facebook
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