本日6月21日は、名実ともに我らがアイドル、星野明日香の誕生日です。
おめでとうございます!
今日はずっと「Sweet Tears」「雪」「Ground Cherry 〜魔法の實〜」をヘビーローテーションしています。
「ハートの予感」なんてなかった、いいね?
星野明日香の、印象
星野明日香(以下明日香)の第一印象は「元気な子」。
髪型がショートボブであることと、ミーハーな設定がそう思わせたのは間違いない。
制作者の意図にバッチリハマっている。
明日香が主人公と出会ったのは中学2年のとき。
僕がセンチメンタルグラフティと出会ったのも中学2年のときだったので、「約束」のエピソードを読んだときにはうらやまけしからん主人公に自分を重ね合わせ、明日香みたいな友達が居たら、きっと最高に楽しかっただろうなあ、と思っていたはずだ。
実際にそういう子は居たのだが、僕は周りで指を咥えてみているだけの集団に紛れていた。
多感な年代、ひとと違うことが受け入れがたい場合、それは排除される対象となったりすることもあるのだ。
次に、初回印象として焼き付いているのは、その制服でした。
どこかで見たことあるなと思ったら、本当にどこかで見たことあるものだった。
清華女子高等学校の設定を入れたいから横浜なのか、横浜だから清華女子高等学校にしたのかはわからない。窪田氏か、大倉らいた氏の、遊びごころか。
作品をクロスした設定がセンチメンタルグラフティの世界観や明日香の設定等に生きることはあまりなかったが、もしかしたら卒業式に袴を着用した明日香が見れたのかなと思うと、胸熱である。
ちかくて、とおい
少しゲーム中の話を。
センチメンタルグラフティの主人公の拠点は東京。
そして明日香の住んでいる場所は横浜。
ゲーム内の移動時間は1時間だし、東京駅からの移動であれば30分かからない。
緑が丘3丁目の立地を考えると、実は総移動時間は1時間30分程度かかってしまうようだ。
この距離感が相まって、ベストエンドを迎えるのに必要な同時ヒロイン攻略においては、スケジュールの合わせやすい明日香を「都合のいいポジション」として僕はプレイの中でいちずけてしまっていた。
今ふりかえっても、他のヒロインに比べてなおざりにされがちだったと思います。
その節は、本当に申し訳ありませんでした…と、この記事を書きながら明日香に謝罪します。
今僕は大阪に住んでいますが、特に粉物を頻繁に食べたりだとか、大阪の観光スポットに積極的に遊びに行くことはしません。社会人になってそういう時間がなくなったとかではなく、近すぎるので「いつでもいけるからいいや」と行かなくなっているのを実感しています。
初回プレイ当時、そういうニュアンスで東京⇔横浜も考えていたのかもしれません。
当記事のタイトルにもしたこのフレーズ。
12都市を駆け回るという設定が生んだ僕の、ちかくて、とおい、横浜。
ジャーニーに学ぶ、明日香の芯の強さ
近くて遠い意識から、ゲームプレイ当時は、明日香が攻略対象になることはほとんどありませんでした。
ですが、その後アニメのエピソードを見て、その考えを改めました。
主人公と出会うまでの「閑話」として描かれいる「センチメンタルジャーニー(アニメ)」。
この中で唯一英語タイトルの第8話は、明日香の回。
その構成は人を描くのに徹した、素晴らしいものでした。
ざっくりあらすじを書くと、こんな感じです。
芸能プロダクションのプロデューサーである田崎は、女性は誰でもレディになれる素質があると豪語すしていた。
現代(1990年代)の女子高生に対して悲観していた、田崎の友人である沖は、田崎に「フェアマイレディコンテスト」という企画で、その現代の女子高生を優勝させれることができるかどうかの賭けをもちかける。
その際に白羽の矢が立ったのは、たまたま話をしていたファミレスでオーダーを取っていた、どこからどう見ても現代の女子高生である、明日香であった。
後日明日香をスカウトした田崎は、言葉使いや淑女のたしなみなど、明日香に対してレディに必要なさまざまなレッスンを受けさせる。
明日香も芸能界には興味があるし、負けず嫌いもので、田崎の言葉にしたがい、これまでの自分を抑え、レッスンに勤しむ。
やがて振る舞いもレディになり田崎のお眼鏡にかなうようになった明日香たちは、ついにコンテストの当日を迎えた。
…だが、当の明日香がいつまで経っても会場に姿を表さない。
田崎が明日香を探し、連絡がすれ違う間に、コンテストは明日香抜きで終わってしまった。
コンテストが思いもよらない結果となった数日後、沖に呼び出された田崎は、やはり今時の女子高生は今時の女子高生だと落胆していた。しかし沖から告げられたのは田崎が賭けに勝っているというこだった。
わけのわからない田崎だったが、沖は明日香を知っている人には有名なエピソードがあると続ける。
それは数年前、すれ違いから果たされなかった、映画を見る約束のことであった。
コンテストの前日、寝付けなかった明日香が聞いたラジオで、その映画のリバイバルの最終日だということをその映画を見る約束を果たしたいという投稿はがきが読まれたこと。
結果的に違うカップルだったが、明日香は映画館でひとり、自分の約束を果たすために待ち続けていた。
沖は言う。星野明日香はコンテストの当日、誰よりもレディだったと。
話を聞かされている最中、注文を取りに来た明日香。
明日香は謝罪をし、今度は田崎のいる芸能界へ自分から挑戦することを告げるのだった。
一見このお話は、2人の賭けを通して明日香が成長する話に見える。
しかしながら、この話は、明日香の芯の強さを垣間見れるという側面もある。
最後の田崎と沖の会話の中で「彼女を知る人には有名なエピソード」として語られてはいますが、スカウトからコンテストまで、明日香自身は一度も主人公のことについて触れていません。
プロデューサーの田崎氏とはコンテストのために一時的に契約していたに過ぎず、言うまでもなかったのかもしれませんが、言わば「弱み」とも言える部分を微塵にも見せずに、目標に向かって挑戦を続ける姿は、まさに芯の通った行動そのものでした。
明日香の中学時代、主人公に出会うまでと約束を果たせず主人公が転校していったあととのミーハーに対するスタンスが違う。
罪悪感から主人公に会うに会えず待ち続けるひたむきさ、チャンスを逃さないための行動指針、それが明日香の中には確かにありました。そういう意味で素晴らしい回だったなと思うのです。
最後に、あたらめて
つらつらと書きなぐりましたが、このへんで。
僕の思いはまだまだ尽きませんが、収集つかなくなるので(すでに収集ついてないようですが)一旦お話を畳みたいと思います。
これからも、明日香の行動指針を見習って、躍進していきたい。
あらためて、誕生日おめでとうございました!
余談
そういえば1月のおわりくらいに、星野明日香の声優を務めていた岡本麻見さんって今何してるのかなって思って検索したんですよ。
現在活動休止とのことですが、初回検索したときに、変なもの発見して吹いてしまいました。
岡本麻見さん、現在どんなことされてるのかなーって思って何げなく検索したんですけど…、なぜ出てきたお前様。 pic.twitter.com/o2WpDv3cYY
— GOUTEN (@gouten5010) January 30, 2018
参考リンクを張っておくので、本当かどうかはあなた自身でも確かめてほしい。
Google検索 : 岡本麻見 > 他の人はこちらも検索
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