ちかくて、とおい【星野明日香誕生祭に寄せて】

本日6月21日は、名実ともに我らがアイドル、星野明日香の誕生日です。
おめでとうございます!

今日はずっと「Sweet Tears」「雪」「Ground Cherry 〜魔法の實〜」をヘビーローテーションしています。
「ハートの予感」なんてなかった、いいね?

星野明日香の、印象

星野明日香(以下明日香)の第一印象は「元気な子」。
髪型がショートボブであることと、ミーハーな設定がそう思わせたのは間違いない。
制作者の意図にバッチリハマっている。

明日香が主人公と出会ったのは中学2年のとき。
僕がセンチメンタルグラフティと出会ったのも中学2年のときだったので、「約束」のエピソードを読んだときにはうらやまけしからん主人公に自分を重ね合わせ、明日香みたいな友達が居たら、きっと最高に楽しかっただろうなあ、と思っていたはずだ。

実際にそういう子は居たのだが、僕は周りで指を咥えてみているだけの集団に紛れていた。
多感な年代、ひとと違うことが受け入れがたい場合、それは排除される対象となったりすることもあるのだ。

次に、初回印象として焼き付いているのは、その制服でした。
どこかで見たことあるなと思ったら、本当にどこかで見たことあるものだった

清華女子高等学校の設定を入れたいから横浜なのか、横浜だから清華女子高等学校にしたのかはわからない。窪田氏か、大倉らいた氏の、遊びごころか。

作品をクロスした設定がセンチメンタルグラフティの世界観や明日香の設定等に生きることはあまりなかったが、もしかしたら卒業式に袴を着用した明日香が見れたのかなと思うと、胸熱である。

ちかくて、とおい

少しゲーム中の話を。

センチメンタルグラフティの主人公の拠点は東京。
そして明日香の住んでいる場所は横浜。
ゲーム内の移動時間は1時間だし、東京駅からの移動であれば30分かからない。
緑が丘3丁目の立地を考えると、実は総移動時間は1時間30分程度かかってしまうようだ。

この距離感が相まって、ベストエンドを迎えるのに必要な同時ヒロイン攻略においては、スケジュールの合わせやすい明日香を「都合のいいポジション」として僕はプレイの中でいちずけてしまっていた。
今ふりかえっても、他のヒロインに比べてなおざりにされがちだったと思います。
その節は、本当に申し訳ありませんでした…と、この記事を書きながら明日香に謝罪します。

今僕は大阪に住んでいますが、特に粉物を頻繁に食べたりだとか、大阪の観光スポットに積極的に遊びに行くことはしません。社会人になってそういう時間がなくなったとかではなく、近すぎるので「いつでもいけるからいいや」と行かなくなっているのを実感しています。

初回プレイ当時、そういうニュアンスで東京⇔横浜も考えていたのかもしれません。

当記事のタイトルにもしたこのフレーズ。
12都市を駆け回るという設定が生んだ僕の、ちかくて、とおい、横浜。

ジャーニーに学ぶ、明日香の芯の強さ

近くて遠い意識から、ゲームプレイ当時は、明日香が攻略対象になることはほとんどありませんでした。
ですが、その後アニメのエピソードを見て、その考えを改めました。

主人公と出会うまでの「閑話」として描かれいる「センチメンタルジャーニー(アニメ)」。
この中で唯一英語タイトルの第8話は、明日香の回。
その構成は人を描くのに徹した、素晴らしいものでした。

ざっくりあらすじを書くと、こんな感じです。


芸能プロダクションのプロデューサーである田崎は、女性は誰でもレディになれる素質があると豪語すしていた。
現代(1990年代)の女子高生に対して悲観していた、田崎の友人である沖は、田崎に「フェアマイレディコンテスト」という企画で、その現代の女子高生を優勝させれることができるかどうかの賭けをもちかける。
その際に白羽の矢が立ったのは、たまたま話をしていたファミレスでオーダーを取っていた、どこからどう見ても現代の女子高生である、明日香であった。

後日明日香をスカウトした田崎は、言葉使いや淑女のたしなみなど、明日香に対してレディに必要なさまざまなレッスンを受けさせる。
明日香も芸能界には興味があるし、負けず嫌いもので、田崎の言葉にしたがい、これまでの自分を抑え、レッスンに勤しむ。

やがて振る舞いもレディになり田崎のお眼鏡にかなうようになった明日香たちは、ついにコンテストの当日を迎えた。
…だが、当の明日香がいつまで経っても会場に姿を表さない。
田崎が明日香を探し、連絡がすれ違う間に、コンテストは明日香抜きで終わってしまった。

コンテストが思いもよらない結果となった数日後、沖に呼び出された田崎は、やはり今時の女子高生は今時の女子高生だと落胆していた。しかし沖から告げられたのは田崎が賭けに勝っているというこだった。
わけのわからない田崎だったが、沖は明日香を知っている人には有名なエピソードがあると続ける。
それは数年前、すれ違いから果たされなかった、映画を見る約束のことであった。

コンテストの前日、寝付けなかった明日香が聞いたラジオで、その映画のリバイバルの最終日だということをその映画を見る約束を果たしたいという投稿はがきが読まれたこと。
結果的に違うカップルだったが、明日香は映画館でひとり、自分の約束を果たすために待ち続けていた。

沖は言う。星野明日香はコンテストの当日、誰よりもレディだったと。

話を聞かされている最中、注文を取りに来た明日香。
明日香は謝罪をし、今度は田崎のいる芸能界へ自分から挑戦することを告げるのだった。


一見このお話は、2人の賭けを通して明日香が成長する話に見える。
しかしながら、この話は、明日香の芯の強さを垣間見れるという側面もある。

最後の田崎と沖の会話の中で「彼女を知る人には有名なエピソード」として語られてはいますが、スカウトからコンテストまで、明日香自身は一度も主人公のことについて触れていません。

プロデューサーの田崎氏とはコンテストのために一時的に契約していたに過ぎず、言うまでもなかったのかもしれませんが、言わば「弱み」とも言える部分を微塵にも見せずに、目標に向かって挑戦を続ける姿は、まさに芯の通った行動そのものでした。

明日香の中学時代、主人公に出会うまでと約束を果たせず主人公が転校していったあととのミーハーに対するスタンスが違う。
罪悪感から主人公に会うに会えず待ち続けるひたむきさ、チャンスを逃さないための行動指針、それが明日香の中には確かにありました。そういう意味で素晴らしい回だったなと思うのです。

最後に、あたらめて

つらつらと書きなぐりましたが、このへんで。
僕の思いはまだまだ尽きませんが、収集つかなくなるので(すでに収集ついてないようですが)一旦お話を畳みたいと思います。

これからも、明日香の行動指針を見習って、躍進していきたい。
あらためて、誕生日おめでとうございました!

余談

そういえば1月のおわりくらいに、星野明日香の声優を務めていた岡本麻見さんって今何してるのかなって思って検索したんですよ。
現在活動休止とのことですが、初回検索したときに、変なもの発見して吹いてしまいました。

参考リンクを張っておくので、本当かどうかはあなた自身でも確かめてほしい。
Google検索 : 岡本麻見 > 他の人はこちらも検索

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「クラシックゲーム a Go Go」多部田俊雄氏インタビューに見る苦悩と挑戦

先日発売された書籍「クラシックゲーム a Go Go」。
1980 – 90年代、僕たちを取り巻き時代を築いた数々のゲームを取り上げた書である。
奥付の初版の発行日は6月14日となっているが、当記事の筆者は6月の1週目のうちに手に入れた。

このサイトで取り上げるからには、もちろん「センチメンタルグラフティ」にフォーカスしたい。
なにせ、センチメンタルグラフティというタイトルが取り上げられていることはもちろん、同タイトルを窪田正義氏と共に牽引していった多部田俊雄氏のインタビューが取り上げられているのだ。

この記事では書中にあるセンチメンタルグラフティの項目と多部田俊雄氏のインタビューのダイジェストを当記事筆者の見解を含めて書き綴ろうと思う。
※この記事中での混乱を避けるため「当記事筆者」という表現を使っています。


ゲームタイトルとしてのセンチメンタルグラフティの紹介

書の構成としてはインタビューのあとにタイトルの紹介なのだが、この記事の構成上タイトルの紹介のプレビューをさきにしてほうが良いので、先にこちらを紹介させていただく。

割り当てられているページは2ページであるため深掘りはされていないが、その中でも最大限誤解のないように説明をしているのは、やはり書にするだけに上手いと感じた。

ゲーム概要の紹介

ゲーム導入の簡単な説明とシステムの肝になる「12都市めぐり」「せつなさ度」の簡単な説明、エンディングの種類についての簡単な説明がなされている。

当記事筆者はあまり触れないようにしていたが、当書では「切なさ度」が「好感度」と対をなすバッドステータスであることを明言している。当時「せつなさ炸裂!」とラジオでもライブでも言って盛り上がっていたが、つまりはメンタルやられている状態だったのだよなあ、と改めて実感した。

商法について

2ページ目は、甲斐智久氏のキャラクタービジュアルを中心に展開していった商法について、現在のライトノベル・深夜アニメがとっている商法の礎を築いた旨が書かれていた。

これについては当記事筆者も別のブログに書いているので、ぜひそちらも合わせて読んでいただきたい。

残念なのは、甲斐智久氏のビジュアルについては書かれていたが、最後まで大倉らいた氏のストーリーについては言及されることがなかったことか。
個人的には2人がタックを組んでいることで初めてキャラクターに命が吹き込まれたのだと思うのだが…。


多部田俊雄氏インタビュー

多部田俊雄氏に対してのインタビューとしての特集は実に15ページ、途中写真が挿入されていたり、最後のページが2段組の半分しかないことを考慮しても14.25ページにわたる。
そのなかでセンチメンタルグラフティを企画し、発売に至るまで、そして発売後のことについて触れられていた。

主なインタビューの構成を見出しと要約にしてみた。
※実際の見出しではありません。
当記事筆者の雑感を含みます。

序文・NEC系でのゲームチームの立ち上げに

NECアベニュー設立時に多部田氏がどうゲームを事業に組み込むためにチームを発足させたか。
最初は人数が少なく移植タイトルしか発表できなかったことなど、スタートアップとしてやれることをやる姿勢が垣間見えた。

物語性を取り入れ、さまざまな挑戦をした「ヘルファイアーS」

東亜プランが制作しら「ヘルファイアー」を移植する際に、幕間にアニメーションのデモを追加し、声優を起用した。
エンディングもハッピーなものではないものを採用するなど、本人もいろいろな意味で「早い作品だった」と言っている。

エロゲーからギャルゲーへ。「ドラゴンナイトⅡ」との出会いと「ギャルゲー」の市場定着

アダルトゲームを家庭用コンシューマーに移植するという挑戦が見られる項。
先にメディアに発表して事後承諾を得るという外堀を埋める作戦をとったことや、「ドラゴンナイトⅡ」のヒットを皮切りに「卒業」「同級生」などヒットを飛ばす傍ら、「ときめきメモリアル」の後押し(かどうかは不明だが、あえてこう言わせてもらう)もあって、「ギャルゲー市場」が確立されていったこと、完全なゲーム事業としてのNECインターチャネルの設立の話が盛り込まれている。

「センチメンタルグラフティ」の企画発足における苦悩と挑戦

甲斐智久氏の鉛筆画を窪田正義氏から見せてもらったことから発足した「センチメンタルグラフティ」のプロジェクト。
NECインターチャネルとしては販売権はあったがマルチメディア展開においてグッズ展開等に関しては一切関わっておらず金銭の授受もなかったこと。任せすぎた結果ゲーム内のグラフィックが多部田氏の意図に沿っていなかったこと。その手法が必ずしも間違っているわけではないこと。作品自体の周りからの評価を経て、心が折れ、マルチメディア展開に対するトラウマを持ってしまたことなど、興味深い話がてんこ盛りだ。

独立してから「センチメンタルグラフティ」を振り返って気づいた「本物」

多部田氏が独立し「プロトタイプ」を設立してから「センチメンタルグラフティ」に影響され業界に入った人等と出会い考え方を変えていったことが触れられている。
その中で多部田氏はプロジェクト全体としては展開したことについては「本物だった」と。

20周年企画のことにも少し触れていた。
今もまったく動きをみせない @senti_20th だが、それを含めた20周年プロジェクト自体は確かに正規プロジェクトであり、以下のように述べている。

現時点では詳細は明かせないのですがあえて言えることがあるとすれば「多部田は後方支援で、ファンの皆さんが最も喜ぶ方々が主体となっているプロジェクトです」

最も喜ぶ方々とはだれのことだろうか。
甲斐智久氏や大倉らいた氏を再び迎え入れてあらたな「センチ」を織りなすという意味なのか。蓋を開けてみないとわからないので、今後の動向にはやはり注目すべきなのだろう。


「クラシックゲーム a Go Go」は手元においておくにふさわしい一冊

「クラシックゲーム a Go Go」で取り上げられている数々のゲームの中には、当記事筆者の生まれる前のゲームもあったり、そもそも知らない筐体やソフトウェアもある。しかしながら実際にプレイしたことのあるゲームもたくさんあった。

当時インターネットが普及しておらず(していても使う機会がなかっただけかも知れない)、ゲームの攻略や新作ゲームや筐体の情報収集といえばゲーム雑誌やテレビ・ラジオ番組の情報や、どこからか湧いてきたも口コミ等が主だった当時、いろいろな噂や憶測が飛び交ったものである。その裏側も見ることができたり、時勢を感じた者としての懐かしさを体験することができる。
そういう意味で、ぜひ手元においておくべき一冊だと思っている。

皆様も是非購入という形で手に取り、「センチメンタルグラフティ」以外に取り上げられているゲームの項目やインタビューを読んで、あのころ熱かった自分を取り戻してはどうだろうか。

書籍の購入は以下リンクで購入か、書店に足を運んでどうぞ。

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ストロベリーブロンドの君に、少しだけ想いを寄せる【沢渡ほのか生誕祭に寄せて】

本日5月14日は、北海道出身、乱暴な男子がちょっと苦手な、沢渡ほのか(以下ほのか)の誕生日です!おめでとうございます!

僕の記憶違いかもしれませんが、当時たしか、真奈美と共に常に人気キャラランキングの1・2位を争っていたと思います(若菜込みでスリートップだったかもしれない)。

例によって、ほのかにまつわる、僕の体験と少しの想いをここに書き綴ろうと思います。

僕にとって、接点が限りなく少なかった

僕と沢渡ほのかの接点は少ない。

センチメンタルグラフティの主人公と僕とにおいてまあまあ共通点があるとすれば「小学生で骨折して入院」したことだ。

主人公においては落馬したほのかを助けるための骨折、自分に至っては小学生のころ高鉄棒でグライダーが流行っており、自分もやってみて、自分の腕の捻挫をかばって変な打ち付けかたをしたら皮の下から骨が見えるくらいの骨折をした。

断然主人公のほうがエピソードドしてかっこいいのですが、骨折で入院するというのは一緒なわけで。
そして入院生活というのは、まあ暇なのである。

自分も主人公も小学生の時、というのもあり、勉強もたらふくすることもなく、僕の場合は自業自得なので、負い目を感じてあしげく通う女の子の友達とか居なかったし。
ほのかのように交換日記を提案してくれる子でもいようなら、まず惚れてるよね。

しかも主人公は交換日記までしている。
小説とゲーム以外での思い入れがあまりない僕が言うのも何だが、うらやまけしからん。

ちなみに、ほのかのイラストの中では、小説「約束」の落馬シーンの小学生ほのかが一番かわいいとおもいます。異論は認める。

小説 センチメンタルグラフティ 〜約束〜 P69 挿絵より

2をプレイして思い入れを持つという体験

沢渡ほのかに対しては、どちらかというと2のほうが思い入れがあります。
というのも、あまり評価されることはないかもしれないが、2でのほのかの声優・鈴木麻里子さんの演技は秀逸だったからです。

1のときの幼い演技とはうって変わって、大人びた声のトーンに切り替わったのはもちろん、セリフの絶妙さもあって、僕はやられてしまいました。

ハッピーEDの「私の嫌いなもの…ばっかり…」と「未来のキスの、先渡しよ」は是非聞いて頂きたい。
2のハッピーEDで聞けるキャラクターソング「Dear My Friend」は名曲。これもマストで聞くべし。

なにより僕は沢渡ほのかの声優である鈴木麻里子さんの声が好きだ。
どのくらい好きかというと、僕がまだ地元(下関)に居た頃、FM船橋で5分くらいの番組パーソナリティをしているのを聞くために、当時船橋(千葉)にいた伯母の家に泊まりに行ったくらいには。

そういう意味では「声だけで好きになったキャラクター」と言っても過言ではないです。
鈴木麻里子さんは今でも色んな所で活躍されていますしね。
好きな声優さんが活躍しているのを見るのは、自分のことでないにしろ嬉しいものです。

儚くも淡い、そのピンクの髪の

沢渡ほのかのイメージカラーはピンク、ということで、甲斐先生の描かれるビジュアルでは、ほのかはピンクの髪となっています。
わりと現実味のあるキャラクタービジュアルを設定しているセンチメンタルグラフティの中では結構特異なほうではないでしょうか。

キャラクターカラーが入っている他のキャラとしては「七瀬優(1 : 赤がかった茶色 / 2 : 赤)」「永倉えみる(1 : 黄色に近い茶色)」「星野明日香(1/ 2 : オレンジかかった茶色)」「保坂美由紀(茶色)」「綾崎若菜(2 : 紫がかった黒)」「松岡千恵(1 : 黒)」と、あれ、意外といるのか…。

実は自分の友人にピンク好きの人がいて、一時期髪をドピンクにしてたこともあったので、僕は抵抗ないんですが、やっぱピンクの髪が日常にいると違和感あります。
ゲーム内、アニメ、また一部のビジュアルでは茶色でしたので、実際の髪色は何色なんだよ!とずっとツッコミを入れてました。

ツッコミ入れてただけで調べもしなかったんですけど、最近調べたらピンク系茶髪ってあったんですね。

ピンク系茶髪 | Google画像検索

光の加減によって茶色にもピンクにも見えるのすごい!

また、生まれながらに「ストロベリーブロンド」という髪色を持つ人もいるようで、

ストロベリーブロンドの髪色の定義・種類・地毛の人はいるのか – uranaru

調べるって大事。


ほのかといえば「馬」(ピュア・アイ/イノセント・アイ)ですが、自分が馬に毛ほども興味がないので語れず…
1の最後でほのかが主人公に渡した馬のブローチ、作ってみたいなーと思うくらいです。

つらつらと書いてしまいましたが、ともあれ、あと4時間で生誕祭も終わりです(投稿時)。
センチメンタルグラフティを牽引したキャラクターのひとり、沢渡ほのかの誕生日を、めいいっぱいお祝いしましょう。

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せつなさを共有したあのときから、一緒に走り続きてきた【森井夏穂生誕祭に寄せて】

本日4月19日は、浪速のランナーガール、森井夏穂の生誕祭ですね。
投稿時間が終わるギリギリになってしまいましたが、今日という日を祝いたい気持ちはずっとありましたので、遅ればせながら…
誕生日おめでとうございます!

初めて「切なさ」を体感した出会い

センチメンタルグラフティについては追いかけるのが随分遅く(センチメンタルナイトはなんとなく聞いていましたが)、ファーストウィンドウが発売された頃だったと思います。

それまで、ただただ「アンチときメモ」派閥としてギャルゲーの拠り所を探していた僕にとって、理論武装をするための一つの手段だった「センチメンタルグラフティというゲーム」が「人生に影響を及ぼす作品」となったのは、1998年1月のたぶん2周めくらいだったんじゃないかなと思います。
発売1週間くらい前、ですかね。

そのときに発売した「週刊ファミ通」のなかのセンチメンタルグラフティのコラム「センチメンタルニューズレター 第28回」が我が人生の岐路となったのです。
簡単に言うと「あ、これずっと好きでいれるやつだ」と確信した、瞬間です。

そのときに「センチメンタルニューズレター 第28回」でメインで取り上げれたのが、森井夏穂でした。

センチメンタルニューズレター 第28回

「エンディングまでプレーしてみました」と題して、森井夏穂(以下夏穂)をターゲットとしたプレイ画像(ただのキャプチャ)とそのシーンやシステムに対するコメントをラストシーンまで追いかけています。

週刊ファミ通を切り抜いた、他の回も含めた「センチメンタルニューズレター」。
これだけを楽しみに毎週足しげく本屋に通っていた。

再会からエンドまで追うことに加え、回想もコメントすることで、読み手にさも「あの時のこと」を想像する余地が生まれ、僕は感情移入ができました。

さらにそのときに聞いていたBGMというか曲がDEENの「海の見える街 〜Indigo Days〜」で、妙にセンチの雰囲気に合っていたせいか、切なさが増したのも、感情移入しやすかった要員かもしれません。(この時自分の中でセンチの裏テーマ曲はこれに決まりましたw)

「せつなさ炸裂」とはうまいこと言ったもので、「炸裂する直前」ってこんな感なんだろうなと勝手に思ったりしましたね。

そんなこんなで夏穂だけに感情移入をした僕は、そのまま夏穂を好きになり、夏穂とセンチとともに走り出したのでした。
この果てしないセンチ坂をよ。

大阪という土地について

不思議なもので、筆者は大阪に住んでいますし、センチや夏穂に関係なく大阪の土地柄が好きでした。
出身は大阪ではありませんが、大学に進学する際にまず候補に上がったのは大阪でした。
今も住みよいと思いますし、住んでいて心地よい大阪という土地はとても自分にあっていると思います。

岐路を変えたヒロインの出身地、そして今住んでいる土地に、つなげてくれたセンチに、感謝したいです。


改めまして、夏穂、誕生日おめでとうございます。
今後ともいろいろな方面で走り続けたいと思います。
夏穂のように。

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センチメンタルジャーニーをリアルタイム放映時間で視聴してみよう

20年前の4月8日、25:30にアニメ「センチメンタルジャーニー」の第1話の放映が始まりました。
2018年4月8日、25:30はもう過ぎましたが、みなさま、もう見られましたでしょうか?

今回は実際の放映の時間を追い、リアルタイム放映時間での視聴という道楽のすゝめです。
これやったからと言って、懐かしさに浸るくらいで、他には特に意味は無いです。

リアルタイム放映時間視聴とは

放映当時の日時に合わせて、持っているアーカイブや配信を勝手に視聴して勝手に懐かしさに浸るお遊びです。
当時の懐かしさと、関東地区以外で見れなかった悔しさを胸に、今一度リアルタイムに挑戦する企画。
(記事公開時は既に第1話のリアルタイム過ぎている、次のお話から挑戦してみましょう)。

放送日時と注意点

放送日時と各話のリストは以下のとおりです。

話数 キャラクター サブタイトル 日時
第1話 遠藤晶 ~少女のためのヴァイオリン・ソナタ~ 4月8日 25:30-
第2話 松岡千恵 〜書けないラブソング〜 4月15日 25:30-
第3話 七瀬優 〜星降る夜の天使〜 4月22日 25:30-
第4話 杉原真奈美 〜微熱少女〜 4月29日 25:30-
第5話 森井夏穂 〜友情の通天閣スペシャル〜 5月6日 25:30-
第6話 綾崎若菜 〜莫煩悩〜 5月13日 26:00-
第7話 山本るりか 〜中部戦線異状あり!〜 5月20日 25:30-
第8話 星野明日香 〜Dreams will never die.〜 5月27日 25:30-
第9話 保坂美由紀 〜私らしく明日へ〜 6月10日 25:30-
第10話 永倉えみる 〜はてしない物語〜 6月17日 25:30-
第11話 安達妙子 〜ほろにがトライアングル〜 6月24日 25:30-
第12話 沢渡ほのか 〜ほのかな恋の物語〜 7月1日 25:30-

この日時に沿って20年たった今、リアルタイムで話を追っていきます。
続けてみたいけど我慢して、1週間を過ごすのです。

2018年に照らし合わせた放送日時は各話日曜なので、次の日早い人は気をつけてください。

6話の放映時間

当時6話の放映時間は26:00からです。
僕は当時、関東に住んでいた親戚にビデオ録画してもらった上で郵送してもらっていたのですが、6話だけ見事にその前番組「トライガン」が収録されていて、片膝着いたので、この放映時間はとても印象深いです。

9話の放映日

9話の放映日は本来なら6月3日となるところですが、1週ずれて6月10日です。
リアルタイム放映時間視聴にはなりませんのでご注意ください。

僕もうろ覚えなので、追加情報あればTwitterアカウントのDMか問い合わせ・情報提供のフォームからご連絡ください。

どの媒体でどうやって視聴するか

「センチメンタルジャーニー」はVHS,LD,DVDで発売されましたので、持っている方はそれを見るのもいいでしょう。
先日記事にしたバンダイチャンネルの配信で視聴するのもいいかもしれませんね。

そして、もうひとつ、視聴方法があります。
それはAmazon Prime Videoでの配信です。

プライム会員であれば月108円(税込)で、48時間レンタルすることができます。
1話は無料でレンタル可能です。

バンダイチャンネル vs Amazon Prime Video

配信サービスでリアルタイム放映時間視聴をするのにどちらが安いのか、気になりますよね。
4月から7月まで放送がありましたので、その4ヶ月で計算してみます。

バンダイチャンネル

月額1080円(税込) × 4ヶ月 = 4,320円
合計 2,788円

Amazon Prime Video

月額400円(税込) × 4ヶ月 = 1,600円
108円(税込) × 11話 = 1,188円
合計 2,788円

リアルタイム視聴をするだけであればAmazon Prime Videoのほうがお得ですね。
しかし、Amazon Prime Videoは48時間しかレンタルできないため、2日経ってまた見ようと思うとさらに108円支払わなければなりません。

バンダイチャンネルのほうが安くなる日数計算

(4320円 – 1600円) × 2 ÷ 108円 = 50.3703…

他のアニメも含めて4ヶ月で51日以上観覧する人はバンダイチャンネルのほうがお得になるので、バンダイチャンネルおすすめです。
(計算式間違ってたら教えてください)

アーカイブを持っている人にはあまり関係ない話でしたが、豆知識程度にどうぞ。

第1回リアルタイム放映時間視聴をしてみた結果

僕も第1話のリアルタイム放映時間視聴をしてみました。
20年経っていますが、意外と色あせない作品だなと感じました。
作画も悪くないし声優さんもわりと豪華ですし、ストーリー構成のクオリティもなかなかのものです。

それと同時に、あのころ僕は地域の関係で深夜に見ることはできなかったけど、本当のリアルタイムで見た人はワクワクして見たんだろうな、と想像して、送られたビデオを見ていたあのころを思い出しました。
なので今後より視聴する楽しみが増えましたよ。

そのうちクローズドコミュニティをつくりますので、みんなもリアルタイム視聴してみて、あのころのこと、語りましょう。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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